あんな太いもの、俺には無理だって思ってた。

あんな太いもの、俺には無理だって思ってた。


初心者にはこれだって言われて、
一番小さく細い物をあてがわれた。

こんな…、こんな突起だらけで微妙な硬さの物を、あんな所に……!?

無理だ！俺は恐怖で血の気が引いた。

だけど…、アイツの勧めだ。やらない訳にはいかない。

俺は意を決してその｢棒状の物｣を｢ソコ｣にあてがい、ゆっくりとねじ込んでいった。

痛い。
血が出てくる。
涙が湧き上がってきた。
苦痛の声が漏れる。
なのにアイツは言う
前後に動かせ、と。無理だと訴えた。

だけど奥まで入れた以上はまたもどさなければならない。
引き戻す。
嫌なのに、肉が絡まる様に抵抗する。痛い。痛い痛い。血がまた溢れた。


いずれ慣れる。そしたら逆に物足りなくなるよ。
アイツはニヤニヤしながらそう言う。
嘘だと思ってた。
こんな痛いだけの物……。

あれから半年。
俺は今ではアイツの言った通りになってしまった。
前後に優しく揺さぶり、スッキリした快感に身を委ね、
今ではかなり太いものを愛用している。

…………ん？
何の話かって？

何って決まってるだろ。アレだよアレ。




歯　間　ブ　ラ　シ　の話だよ(・ω・)ﾉｼ