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覚書8

2006年05月12日 01:13

覚書7、更新しときました。今日はその続き。


その手紙を、多分彼は割とすぐ読んでくれたんだと思う。次の日の昼にメールが返って来た。
「お前のこと大事な友達だと思ってる。けど、あんな風に踏み込まれるのは痛いから、あれがお前のやり方なら近付かないで欲しい」みたいな内容。
それから少し、やりとりをした。
「Jがあたしを必要とするんなら、あたしは傍にいる。でもただ優しい相手を求めるんなら、もう会わないほうがいいと思う」
「傍にいて欲しい、必要だから」

そうして、あたしはまた前のように彼の傍にいることになった。

それからしばらくは、前のように何気ない話ばかり。たまに「好き」って言葉に彼が思い悩んだり、それであたしが気に病んだり。そんな、表面上は平和で、でもお互いに悶々としながら時間が過ぎていった。

彼と恋人との間は、もうほとんど連絡が途切れているみたいだった。
あたしがどさくさ紛れに彼に告白してしまうまで、もう少し。

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