- 名前
- まさ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 49歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- リラックスさせる会話から始めて、キス、指使い、舌使い、挿入の加減、腰の動きまでテクニ...
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遠距離恋愛(第2話)
2009年07月22日 09:09
<前日の続き>
ドキドキしながら金の時計台で待つ。
パッと見渡すだけで、10人以上の人が待ち合わせをしている。
だが、その中に彼女の姿はない。もう少しかな?
約束の時間を10分過ぎても聖子ちゃんは現れない。
おかしい。すっぽかされた?ちょっと焦る。
電話をかけるとすぐにつながった。
「もしもし、どうしたの?」
電話の向こうから聞こえる音は、僕の耳から聞こえる音と同じだ。
「聖子ちゃん、近くにいるの?」
「だって、待ってる人、カッコいいんだもん。高山さんて、黒いスーツに青いシャツでしょ?私、可愛くないから会いたくないよ、嫌われちゃうもん」
「初めて会うわけじゃないでしょ。君が可愛いの知ってるよ」
「ダメダメ、絶望させたくないから」
僕の外見、そんなに違うか?確かに前回は完全に業務終了モードだったから、油断したムードを漂わせてたかもしれないけど。などと色々なことが頭を過ぎるが、後から考えたらこれも彼女流の演出だったのかも。
人混みを探し回って「やっと会えたよ」と言って頬を撫でる。彼女の受け方からも完全に恋人同士だ。
「僕の外見、前回とそんなに違わないでしょ」
「ううん、今日は前より決まってて、ずっとカッコいい」
今日のコーディネイトはスーツ、シャツ、ネクタイと全身を彼女が好きそうな雰囲気でまとめているつもり。本当に気に入ったのかも知れないが、褒められて気分が悪いはずがない。男心をくすぐる。やっぱりこの子は悪い女だ。
「何が食べたい?」
「任せます。私、そんなに詳しくないし」
「セントラルタワーで選ぼうか」
「うん」
名古屋は数年ぶりだが、もちろん、事前にある程度の下調べはしてある。駅直結のビルに入っているイタリアンへ。入ると今日がスペシャルデーといわんばかりの若いカップルがたくさん。
「このお店、友達の間では記念日に来たいお店で有名なんだよ。すごい」
「眺めがきれいだね♪素敵。」
これだけ喜んでくれれば、連れてきた甲斐がある。
サービスはまあまあだが、料理は普通。大人の客が少ない理由はわかる気がする。
会話をしていて思ったのが、やっぱり賢い子だということ。前回はノリで楽しかっただけという可能性もあったが、今日も前回同様か、もしかすると前回以上に楽しい。女の子との、楽しい会話はあっという間に時間が過ぎる。
「残念だけど、そろそろ行かなきゃ」
「わかった、今日はご馳走様でした」
まだ最終の新幹線までは1時間弱の時間があるが、目的の場所があったので店を出る。
同じ建物の中に、夜景がきれいなスポットがある。全面ガラス張りの夜は恋人達のスペースになるホールだ。エレベータに乗り、その階を押すのを見ても彼女は何も言わない。
この子、どこに行くつもりか知ってる。
エレベータを降りると、かなり照明を落としたホールの柱毎にカップルが熱い抱擁を交わしている。今にも行為に及びそうなカップルも何組か。
やっと見つけた空きスペースに入って夜景を眺めながら、顔を近づけると、彼女がこちらを向く。自然に唇を合わせる。
これでお互いにスイッチが入ってしまった。
彼女にとって久しぶりの男の感触だったことも行為を加速させた要因だ。
「あっ」
小さく声が漏れる。
その声を抑えるかのように舌を入れる。彼女のやわらかい舌が僕の舌に絡みつく。彼女の舌が僕の口の中に進出してきた。積極的な子だ。
ブラウスのボタンを外すとブラが現れる。勝負下着だ。ブラの下で乳首が硬くなっている。ブラをずらして乳首を露にしながら、指で弄る。
「あっ、あっ」
「ダメ、あっ、でも止めたらイヤ」
短いスカートの間から手を入れる。内股を進むと途中でストッキングがなくなり、生肌に触れる。一番先まで進むと、薄い布で覆われているところが、既にぐっしょりと湿っていた。そのまま布をどかせて指を進めるとクリに触れた。ゆっくりと撫で回すと可愛い声が漏れる。
「大きい声が出ちゃうよ。あっ」
彼女の手が僕の股間に伸びる。もちろん既に完全な硬さ。
「ねえ、今日、名古屋に泊まってよ。明日、大阪へ行けば?」
「ダメだよ。明日早いんだから」
「なんとかなるんでしょ?」
「ダメダメ」
「ああ、高山さん、慌ててる。こんな顔、初めて見た」
なんという子だ。大学生で僕を上から見ている。物凄く新鮮でもある。
一瞬、名古屋に泊まることを真剣に考えたが、多方面に説明がつかないので、後々、面倒なことになりそうだということを冷静に考える判断力が残っており、後ろ髪を引かれながら、なんとか、新幹線に乗るという意思決定をする。
「じゃあ、ほんとに名残惜しいけど、また今度。すぐ会おうね」
「うん、約束だよ」
正しい判断だったのかを何度も考え直しながら、新幹線に乗った。やっぱりすぐに会おう。
<次回へ続く>
このウラログへのコメント
>ちゃあさん、
プレイと同じで焦らしますよ~~~。
でも、次回は期待にお応えして、とうとう結ばれちゃいますよ(^^)
一回目の山場(の予定)です(o^-’)b
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