人の悲しみを知ること

愛の第一歩とは、人の悲しみを知ることだと思う。
人は苦しい時、照れた時、解らないとき、悪気無くして人を傷つけてしまう時がある。

傷つけた人は気付かなくても傷つけられた方はその後ずっと覚えていて、その後のサプライズが何も起きなければその恋は終わりだ。
だけどそういうことって言葉にならないうちに異性感の間に沢山起きているのだと思う。

傷つけた思った時に謝る人、気付かずなかったことにする人、開き直る人、逆恨みする人、ノーテンキで通す人、人のせいにして自分の精神衛生を守る人、何も結論を出さない人…色々いると思う。

1分一秒も誰も裏切らないことは難しいし、立場で人の期待に答えられなかったり自分を殺すことを要求されることもある。

だけど、良く見ていると、人に愛されやすい人、味方の多い人は、肝心な時にわかりやすく意思表示をしてるし、人が心細い時傷ついている時に手を差し伸べる優しさを持っている。

人の悲しさを知ろう。手を取り合おう。たとえ自分に納得いく賛成意見が得られなくても、九十九人の敵の中の一人の味方を大切にしよう。

人の言うことをきかないということではない。そのくらい、人にわかってもらったり、何かを成就させるということは難しいことなのだと思います。

でも諦めずに、生きることと生きるために人を思うこと、決してやめてはいけないと思う。

何故なら、人を思わなければ、生きるための道しるべが見えなくなるから。