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輪廻・3

2006年04月20日 07:30

この事務所に越してきて、もう5年が経ったが何事も無い、世間の人も奴のことは記憶から消え去っている、無論警察
普通の行方不明人として扱ってるのか?俺にはその方が都合が良い
「おはようございます」
「ああ、おはよう」
彼女は相変わらす明るく仕事をしてくれてる、ソンナある日急ぎの仕事が入って二人残業をしてる時、いきなり部屋の照明が切れた、
「ん~困ったな、ブレーカーはどこだ」
「私なんだか恐い、何処かに人が居るようで」
「ばかな、ここには二人しか居ない。気のせいだよ」
と言い終わったとき誰かが下から上がる気配がした、そかも壁の中から、
「なあにこの音は、私恐い」と彼女はその場で座り込んだ、
「気のせいだよ」というが俺にも聞こえる、そしてこの事務所の階で音は止まった、いきなり地響きが
ズズズ・・・・www
地震だ、いや違う、ナンだこれはと思った瞬間、彼女の様子が一変した、
「キャー誰がそこに」と指差す方を見ると奴の姿が霞んで浮かんでる、
「誰だ、お前は」
「久しぶりだな、金はまだか?」
「知らん、お前なんか知らん」
「冷たいな、俺にあれだけの事をしときながら」
「そこの女は俺の娘だ、よろしくな」
「嘘だ、そんな事が有るか」
すると奴は彼女
「何でこんな奴とと居る」
「えっ、お父さん?何でこんな姿に?」
「奴にこんな姿にされた、今はここの地下深くに居る、今日久しぶりに出てきたんだ」
「じゃあお父さんはもう」
「ああ、そうだ殺されてる、そこに居る奴に」
「そんな馬鹿なことが」と彼女は絶叫に近い声で叫んで恐怖のあまり気を失った、
「馬鹿な、そんな事が有るものか!」
奴は恨めしいそうな顔で俺を見ながら
「金は出来たか」
この後に及んで娘より金の事を気にしてる、
「判った、払う、金は払う」と俺は目をつぶり叫んだ、
「何時払う」今日中にだと叫んだら奴は
「判った、また夜来る」
いきなり周りが明るくなった、夜があけていた
気がつくと2人とも机に顔を伏せて倒れていた

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