精神的SM

この言葉は私も昔は良く使ってましたが実態はなんでしょね？

ＳＭ自体がソフトであれハードであれ、相手の心を縛るのが究極の目的だと思っているので、精神的ＳＭってジャンルは無いと思うんですよね。

ただし、確かにＳＭのプレイ自体に特化してる方もいるようなので、対比するものとしての言い方なのかもしれません。

この言葉の効用って２点あると思います。
１：ＳＭ初心者相手に痛くない、怖くないよ～ってＰＲする場合。（笑）
２：ある程度ＳＭの調教が進みあまりにもプレイにのめり込みそうな相手の手綱を引き絞る意味で使う場合。

前者はまあ、なんとなく理解できると思いますが相手の進歩に合わせたＳＭとでも言えばいいのでしょうか。初心者のうちはどきどき感が感じる程度のソフトＳＭプレイにしておき、反応を見ながら徐々にハードルを上げていく手法でしょうね。

ＳＭとはこういうものだと自分のペースを押し付けるやり方も確かにありでしょうし、ある意味強引なＳっぽさがありますからＭの気を自覚してるような方には受けるかもしれませんよね。こういうタイプのＳは精神的なＳＭとかはあまり言わないと思います。

後者の説明は少し難しいんですが・・・
ＳＭって同じことばかりしてても飽きられます。（笑）
当然、双方の成長に伴い内容も充実していくのですがなんだか彼女の嗜好は被虐系が伸びてるけど自分は加虐系じゃないなっていうような場合に考えれれるのは相手を手放しステップアップさせるか、
相手を引き戻し自分の好みにまた方向修正するしかないと思います。

そこで、相手がこれ以上進み過ぎないようにするためにも鞭をふるって相手に痛みを刻み付けるのではなく、歯型、キスマークなどを付けながら、「俺のものになった印」とか言って快楽や痛みの刷り込みではなく精神的刷り込みを行い、それ以上の刺激といった方向に走らないように抑制するものです。

後者の手法は私自身は経験があまり無いですが（手放しちゃうタイプなので・・・）
ＳＭサイトなどで他のＳさんと話してたときに話題として出て皆さんそれなりに苦労されてたように聞いています。

人間なんて話でいくら聞いたとしても、ちゃんと経験しないとどれだけ変わるかなんか信じれないと思います。

昔のエロ話をしていたチャ友にあるとき、アナルが向いてると思うと言ったら全力で否定されたのですが、彼氏が出来てアナル調教を受けたとたんに自分で事前処理で浣腸をしてからデートに向かったり、アナルオナで逝けるようになったり・・・
その女性にそういう経緯を聞いた後で、「昔アナル好きかもと指摘したら否定してたくせに」と言ったら「ああ、そんなこともあったっけ・・・」と言ってました。（笑）

また、話題がずれましたが・・・（苦笑）

形から入る方なら精神的ＳＭである必要はないでしょうが、怖さや痛さに対する恐怖があるなら精神的ＳＭを標榜してるＳが向いているかも？

どちらであっても信頼できそうなＳなら大丈夫だとは思います。

ではでは。