バイトちゃん！　その後

僕がお風呂から出た後に、「バイトちゃん」がフラフラとお風呂に軽くシャワーを浴びに行った。
そのまま服を着替え、「有り難うございました。おやすみなさい。」と言って帰って行った。
「大丈夫？」と聞くと、「大丈夫ですから。」と言い残して帰って行った。

次の日、事務所で「バイトちゃん」に会うと、真っ直ぐ僕の顔を見られない様子だった。
そして、うつむきながら「昨日は有り難うございました。」とお礼を言った。
「いえいえ、昨日はあれから大丈夫だった？」と聞くと、
「今でも、股の間に何か挟まっているような感じです・・。」と・・・。
何ともあっけらかんとした、拍子抜けするような答えだ。

「バイトちゃん」は、処女喪失しても何も変わらないな？と思っていたら、その次の日だったか、朝に「バイトちゃん」を見てビックリした！
それまでは、自然なままの黒のストレートを束ねただけ。しかも、髪留めも黒いゴムひも？だったのが、いきなりソバージュ（古いか？）っぽくパーマをかけて、顔にもきっちりとメイクしてた。
しかも、ルージュは真っ赤！
まるで別人のよう・・・。（汗）

「どうしたん？」と聞くと、「別にいつも通りですよ。ちょっと髪型を変えただけです。」とのこと。
いや、「ちょっと」じゃないでしょ？
女性って言うのは、ほんの一つのきっかけで全く変わってしまうものですね～？
ここまで変わるものかとビックリしてしまいました。
しかも、今まで通りに普通に仕事してるし・・・。
いや、今まで通りじゃないな。今までより良く喋るようになったし、下ネタ系にも抵抗力がついた！
僕は、あまりの「バイトちゃん」の変化に、ちょっとあっけにとられてしまった・・・。

でも、「バイトちゃん」との仲はそれ以上発展することはなかった・・・。
それは何故かと言うことと、その後どうなったかは次回のお楽しみ・・・。

続く。