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傷み

2008年06月03日 17:14

傷み

「そういうのウザイから。
もういいから黙って」




無理矢理のキスに、頭を横に振る。
今日はそんなつもりで来たんじゃない。
一度軽く唇を離して、冷めた目で私の目を見たが、
すぐに、唇を重ねて、舌を割り込ませてきた。
ぎゅっと硬くして侵入を拒んだが、
努力もむなしく、私の口の中で舌同士がぶつかった。
抵抗していることに興奮したのか、
いつもよりも抑圧の力が強い。
抑えられた両手首が痛い。
足をバタつかせると、体全体にでのしかかり、
まったく身動きが取れなくなってしまった。


「も、、、こんなの、、、やだ、、、」


聞こえない振りをしたのか、
本当に聞こえていなかったのか・・・

私の口の中を動き回っていた舌は、
右耳の中を這い回り始めた。
私の弱いところを知っている。

「んんっ・・・」

口を硬く閉じていても漏れてしまう声。
耳たぶにかぶりついて、彼の荒い息が首筋にかかる。
気を抜いている隙に、
両手は頭の上でネクタイでまとめられる。

「ちょっ・・・だめ・・・んっ!!!」
「うるさいよ」

そういって、私の口を手で塞いだ。
耳にあった唇が、首筋を這う。
首も私が弱いのを知っていて、
首筋を何度も何度も、
唇で、舌で、息で往復をした。
理性が飛びそうになる。
もう、このまま体を預けてしまいたくなる。
それでも、必死で足を動かして抵抗を続けた。

「なんなの?」

少し怒った口調で胸を強く握った。

「っっんんーーーーー!!!!」

痛みで声が漏れる。
一つ一つボタンが外され、
ひんやりとした空気が肌に触れていく。
乱暴に服を剥ぎ、下着一枚の体を、
冷めた目で凝視している。

「いつもはお願いしないとあげないやつ、
今日は特別にすぐあげるよ」

手を伸ばして取り出したのは、いつものローター
スイッチを入れ、耳から、首、ブラの上、へそと下がっていく。

「ふっ、、、んんっーーーーー!!!!」

スカートがいとも簡単に降ろされ、
下着の中にローターを滑り込ませた。
そして、すぐに私の中に。

「んんんんっーーーーーーー!!!!!!!!」

「あんまり嫌がって濡れてないと思ったら・・・
何、これ。ほら」

中にローターを押し入れたときに濡れた指を
私の顔の前で光らせて見せた。
口を塞いでいた手を離すと、
その濡れた指を私の口に無理矢理ねじ込んだ。

「やっ・・・!!!!・・・んっ!!!!」

ローターを振動が強くなる。
自然と腰が浮いてしまう。
すかさず、彼はその部分に膝を入れ、
ぐりぐりと押し当てた。

「もぅっ、、、いや、、、、!!!!」

指を口から外すと、私の唾液が糸を引いた。
その手をブラをずらした胸に塗りたくった。
ぬるぬるの感触が先端の部分に感じ、

「ぁっ、、、、」

と、声が漏れた。
自分で声を出している意識がなくなり始めていた。
ぬるぬるの手で、
先端をつまみ、ぷるんと離す。


「そういえば、さっきの話の続きしなよ。
今なら、聞いてあげる」


別れ話をするつもりだった。
もう、会えないって言うつもりだった。
なのに、こんな、状態で・・・


「もっ、、、会え、、、ない、、、」
「何?よく聞こえない」
「会えな、、、、やぁぁぁぁぁ!!!!」


彼が胸の先端を強く噛んだ。
痛みとは別に快感すら走った。
さらに中のローターの振動をmaxにし、
噛み付いてないほうの乳首つまみあげ、


「早く言いなよ、ほら」

「も、、、いか、、、いかせ、、、て」

「よくできました」


と言って笑って、
自分の衣服を脱ぎ捨てた。
私の液で濡れに濡れまくったショーツを剥ぎ取り、
ローターが入ったままの私のそこを貫いた。

「いやぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

濡れすぎたそこから暖かい汁が飛び散るのがわかる。
いやらしいぐちゅぐちゅという音と、
私の中に入ったままのローターの振動音が、
体中に響いている。
ほとんど意識はなく、
そこだけが疼いて、
気持ちよさにだけ飲み込まれる。


「もっ、、、と、、、もっと、、、、」
「もっとして欲しいなら、
一生そばにいるって言えよ、ほら」
「ああああああ!だめ!!!!」
「やめるよ?」
「ああ、いやぁぁぁ・・・」
「早く言えよ!!!!」
「そ、ばに、、いるから、ずっと、、、
だか、、ら、おねが、、、い、、、もぉ、、、
い、、、、ああああああああ!!!」


深く、強く貫いた。
何度も何度も。
自分、何回頭が真っ白になったか
分からずにいるうちに彼の限界が近くなり、
彼の息遣いが荒くなる。
そのときが来ると、
一気に引き抜き、私の胸に吐き出した。







うつろな意識の中で、
彼が私の手を縛っていたネクタイを解きながら、

「いなくなってだめになんのは俺だ」

と、小さな声でつぶやいた言葉に、
胸が痛くなった。

このウラログへのコメント

  • 紫煙 2008年06月11日 01:59

    いつの間にか再開してたんですね。
    この文章力は見習いたいです。

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