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暗室ランプ

2008年05月22日 14:47

暗室ランプ

一緒にいてくれるなら誰でもよくて、
一人でいるのがいやだったんです。
彼が帰った16日。





「予想してたのと違う。」
って顔をしてた。
そういうのは見れば分かるし、
申し訳なく思った。
それでも、今日のこの日だけは
一人でいるのは避けたかった。



嫌だったんだろうけど、
それでもソファとお風呂で何度も逝かせてくれた。
逝かされて朦朧とした意識の中で、
ほんとは優しい人なんだろうとかぼんやり考えていた。


ベッドに入るとき部屋の明かりは全て消してもらった。
顔も体も見えないほうがいいだろうと思って。

お互い立ち膝の状態で向き合い
彼の指が体中に這い回った。
それだけで体の中が熱くなって、
まともに同じ体勢でいられない。
そこもどんどん熱くなって、
濡れ始めているのが自分でもわかる。
それに気付いたのか、乱暴に仰向けに倒された。
自制が効かないそこに指が音を立てて入り込む。
「これ、聞こえる?」
ぐちゅぐちゅといやらしい音を立てて中をかき回す。
「いやぁ・・・」
自分の卑猥な声が部屋に響いた。
指の動きは早くなり、遅くなり、
そのもどかしいサイクルが
何度も頂点まで逝きたがって、
自然と腰も動いていた。
「逝くの?」
と聞いて指の動きが早くなり、
「も、、、だめっ、、、、!!!」
悲鳴に近い声で絶頂を迎える。




逝かされて、真っ暗な部屋で、
朦朧とした頭で考えたこと。












・・・この人が、彼だったら・・・?













真っ暗な部屋の中。
妄想妄想を呼んだ。




「俺のも気持ちよくして」
そういわれて、
彼のものに舌を這わせた。
濡れている先の方を舐めまわして、
徐々に口に含んでいく。
自分の口から溢れる唾液を絡めて、
ぐちゅぐちゅと音を鳴らし、
口に出し入れをする。


・・・コレが彼のだったら・・・?



今まで生きてきた中で
一番丹念なフェラ
「もっといろんなとこ舐めて」
そう言われて、
下のやわらかいところも、
一番先の汁が垂れている部分も、
唇をつけて、音を鳴らして舐めまわした。
自分の唾液と彼の汁で、
口の周りがべちゃべちゃになるのも気にせず、
夢中でしゃぶりついていた。
逝きそうで逝けない
男の人の荒い息遣いを聞いて、
自分でも興奮してきていた。
濡れた私のそこから、
腿に、汁が伝うのがわかる。




『入れて欲しい・・・』




普段はそんなこと思わない。
挿入は怖くて、キライ。

なのに、自分でも信じられないけど・・・
欲しくてたまらなくなった。












「入れて欲しい・・・」












お願いをしていた。

「どうやって入れられたい?」
「後ろから・・・」

私を四つん這いにすると、
思いっきり手のひらで尻を叩いた。
「いやぁ!!!!!」
濡れたそこから汁が飛び散りそうで力を入れた。
痛いはずなのに、
怖いはずなのに、
ひどく濡れて、
受け入れる準備ができていた。
私のそこを親指でそっと広げ、
男の人のものがゆっくり深く入っていく。
あまりにも久々の挿入で、
「ううっ!!!」
と呻き声をあげた。
同時に、ぐちゅうと汁が溢れ出す音が響く。
奥までしっかり咥え込まされると、
グリグリと中をかき回した。
異物感の苦しさに、
「あぁぁぁぁぁぁ!!!」
と仰け反り、腰を引いた。
それを追うように、
私の中を思いっきり突いた。
腰をつかまれ、引き寄せられ、
もう一度奥を突かれる。
その繰り返しがスピードを増し、
私の喘ぎ声と、
肌と肌とがぶつかるぱんぱんという音、
繋がっている部分のじゅぶじゅぶと鳴る音が、
部屋中に響いていた。

「腰、自分で振ってんじゃん」
そう言われて、
顔から火が出るほど恥ずかしくなる。
なのに、自分では止めることができなくて、
相手の動きに合わせて動かし続けた。
一度、軽く痙攣を起こし果てても、
彼の動きは止まらず、
徐々にまた、中の疼きが戻ってくる。
それを二、三度繰り返し、
彼の限界が近くなると、
私の中から一気に引き抜き、
私を仰向けに倒して、
白濁色の液を口へ流し込んだ・・・







飲まなくてもいいよって言われたけど、
気付いたときには飲み干した後だった。

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