ビリギャル反感をかう

「努力していない人は努力したくないだけ」とか言って(もしくは書いて)反感をかったみたいですが、典型的な学校のテストでは高得点を取れるけど、人生の正解は出せない人の表現の下手さですよね。
あと、これに反論した人達も理解力が足りていないかと。

どちらも環境を整えてやればいいとわかっているんですよ。でもしてもらえた人と、してもらえなかった、もしくは仕方がわからない人が論じあっても平行線ですよ。

ただこの人が１番間違えているところは、努力は経過であり、成果という結果がすぐにもらえたら誰でも頑張れるという事をわかっていないのと、経過と結果は全くの別物で、必ず結果がついてくるものではないという事。

これを混同して話をしていると思います。
でも研究者は頭が良くて長く努力をしなければならないし、結果が伴わないかもしれない事にずっと取り組んでいるからか混同しませんね。
だいたいが運と縁があったから成果を出せたと言うんですよね。

昔は謙遜だと思っていましたが、今は真理だと思います。あ、あと偶然もよく聞きます。
私は研究者の人達の言う事の方を支持しますわ。
努力が成果につながるという考え方は、成果が出なかった時に危険です。
実際に優等生がはじめて挫折するとたった１回なのに荒れに荒れますからね。そして人生を放棄する…たった１回でこのリスクは実に馬鹿げています。
そもそも嘘ですしね。

学業もいいけど、人生全てが勉強で、努力は関係無いという事に気付いて、人に優しくなれるといいのですがね。