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イスラエルによるジェノサイド

2023年10月14日 01:44

ジェノサイドとは、wikiの定義では、「特定の国家あるいは民族人種集団を計画的に破壊すること」とされている。

いま現在、今月7日からはじまったパレスチナの反イスラエル組織であるハマスの侵入攻撃(数百人のイスラエル人が殺害されたと報道されている)に対して、イスラエル報復として、パレスチナ自治区の一部ガザ地区を完全に包囲した上で、住民110万人を無差別に攻撃すると宣言した。

イスラエル防衛省トップは記者会見で、「ガザ住人にたいする水や食料、医療などの物流は止める。彼らテロリストを「人間という(名)をもつ動物」として扱う」と言い放った。

国際的な非難を前にイスラエルは、とりあえず「全面攻撃の前の24時間のあいだに避難せよ」と声明したが、攻撃をやめない中で、100万人が一斉に避難することは不可能である。

国連や多くの国がイスラエルに攻撃中止を呼びかけているが、現時点で、イスラエルはこの呼びかけに応答していない。このままでは全面攻撃は起こりかねない。

これはイスラエルによるパレスチナ人に対するジェノサイドというべきである。かって全ヨーロッパユダヤ人は、第二次世界大戦のさなか、ナチスドイツによるジェノサイドの対象となり、おおよそ600万人が強制収容所内外で殺害されたと言われている。近代における最大の悲劇と目されるこのユダヤ人に対する計画的な大量虐殺ホロコーストとも呼ばれているが、その受難者であるユダヤ人戦後パレスチナ人が生活していた地域に建国したのがイスラエル国家だが、その国家がパレスチナ人に対してジェノサイドを仕掛けているのだ。この悲劇の再演をどう考えるべきか理解に苦しむ。

だが私たちの理解はともあれ、今現在、およそ半数が子供たちと言われているガザの住民たちが逃げ場もなくイスラエルによって殺害される危機に直面しているのをなんとか回避しなければならない。

国連が機能しているなら、加盟国で国連軍を急遽編成してイスラエルの攻撃を止めさせることができるだろうが、現状では困難だ。だとすれば、各国で市民が「イスラエルは攻撃を中止せよ、ジェノサイドを繰り返すな」と主張して、自国政府にイスラエルに圧力をかけさせることしかない。無力感にとらわれるが、それでも一人からでも声を上げていかなければならないと思う。

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