ワケあり商品買ったことある？

20代終盤に学生時代以来の独り暮らしをして気付きましたが、野菜って高いなあと。
中山間地の田舎という言葉のがしっくりくるところで生まれ育った私は、野菜を買うという感覚はそこまでついてなかったのでした。
我が家からも近所に食べきれなかった野菜を持って行っては、逆も然りいただくこともあったので、野菜に困るという感覚はありませんでした。
学生の頃も、実家から両親や祖父母が野菜やらお米やらを送ってくれたおかげで、スーパーで買うのはお肉やお魚、調味料などなどといったところでした。
就職当初は実家に戻り生活をしてきたが、今は実家を離れ単身生活を送っております。
そんな中で、学生の時以来の感覚「野菜たかっ」であります。
仕事場が実家の方面でもあり、野菜類は実家に寄るか、道の駅のような市場に行って不揃いながらも美味しい野菜を買っております。
スーパーの野菜は、さながら「ＴＯＫＹＯ」のようなたたずまいというか雰囲気を感じます。
生鮮食品が並ぶ棚のライトも、キラキラとした都会のネオンのようにも感じます(笑)
対して田舎の市場はまさしく市場という感じですが、ここ最近は週末なんか混みあうことも多く見受けられるようになりました。
見てくれはもちろんスーパーの野菜に見劣りする部分は確かにありますが、味わいは自分が満足するものなので、十分なのであります。
決して「スーパーの野菜が悪で、道の駅の野菜が正義だ！」と言っているわけでもありませんし、スーパーの良さは営業時間だとか品質管理だとか、助かっているところは幾らでもあります。

先日、実家でにんにくと玉ねぎ各300本を両親と一緒に植えました。
実家は両親と姉のみ。今更なのですが、市場に出すわけでもない我が家がどうして300本も…、と思うところですが、それが分かるのはあと30年（＝両親のトシ）になれば分かるのかなあ、と。