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【お題日記】印象的だった学校の先生（唯一の師）

2020年07月25日 04:53

最悪の教師だったY。
いつもアンチョコを片手に教えていた。
現国の教師にもかかわらず、ここの文章はこういう背景でこういう意味だと、一つの解しか認めなかった。
別の見方があるのではという生徒に対して、それは違う。この解が正しい。
現国なのに悩まなくてよく、丸覚えの得意な生徒には絶大な人気があった。
もう一人は古文の教師。
教科書はさっさと済ませて、蜻蛉日記を題材した。とはいえ、時間切れで最後まで行かなかったのが残念でならなかったので、授業を離れて読み終えた。
というのも、途中でいつも脱線した。
この脱線した話がいくつも心に残っている。
唯一、師だと思える教師である。