働かないおじさん

数日前にネットニュースにあった「職場にいる働かないおじさん」これは正に今のボク。

働いたりしたらボクは上席に怒られます。
今の仕事は指示するだけ。あとは若いもんの観察。　部下の熱心な指導は、熱くなって叱責延いてはパワハラへの道と心得よ。が指導方針。
ファーブル昆虫記が如く「観察」に徹して、使えないのは切り、代わりを補充するだけ。
但し、切るとボクの人事考課も傷付きます。

五年程前迄は戦場のような現場で多忙を極め精神的に病みながらも不満を漏らし結果という喜びを糧に舎利精進してました。

働かないおじさんの役を与えられて早五年。

ドラマのツマになりきれず、カメラが向いてなくても上手に演じる名脇役には程遠く

眼光鋭き痛い視線は感じても　未だ未だ未熟。思わず指導してしまいそうになったり、誰も出たがらない休日出勤に手を挙げてしまったり、観察者の本分を忘れ、憎まれる迄の路は険しいと感じる今日この頃。

男社会のこの業界で蹴って殴って怒鳴るのは悪となった今、指示するだけでテキパキ動くのは僅かな男と女性だけ。

過去にあった数多の事件と法とコンプライアンスが生んだこの役も手錠の出番があれば一躍時の人でしょうが…

エスエムマニアを除けば手錠を持っているのは警察官か労働基準監督官。

働かないおじさんだってボクみたいに逮捕要員かもしれないですし大事な役があるのかも

手錠が似合うのは細い腕なのか太い腕なのか…
腕毛はどうする？エステか？

とか…

働かないおじさんだってその日に備えて大変なんだよ