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できれば話したくないが…。

2019年03月08日 01:17

ホントにホントにドン引きされると困るので
少し可愛めのお話で。笑


アレは中学生1年のときだ。


ウチの中学はもう廃校になってしまったが、当時から1学年20名程しか居ない小規模の学校だった。

なので給食の準備なども自分達が当番制で行なうのが規則だった。(どこもそうなのか?)

事件当日は年に一度のクリスマスメニュー。
チキン、揚げパン、ケーキなど豪華絢爛。

もう早く食べたくて仕方がないという思いで
張り切って作業を行う当番の僕。

するとだ

どこの学校にも居ると思う。誰にでも頻繁に嫌がらせしたり、ちょっかい出す奴。いわゆる問題児

そいつが僕が汁物(確かシチュー)の取り分けをしてる背後からいきなり
ドンっ、と押して来やがったわけだ。

当然のごとくブチまけられるシチュー


普段は全く怒らない性格の僕だが
その時はもう訳が分からないくらい頭にきて
本気でぶん殴ってやろうと思った。

がしかし振り向くと敵は教室から逃げ出す直前。

どうしよう、イスを投げる…は流石にマズイ。
何か無いか何か…。

あ!ポケットに貼らないカイロが!
これだ!

オラァァァァア!



ガッシャーーーーーーーン!!!

手から勢いよく放たれたカイロは、既に冷めてカチカチに固まっており

敵の横を抜けて教室の窓ガラスに衝突!

静まり返る一帯


やっちまった!!という思いと、もうどうにでもなれ!という思いが混ざり合いながも

廊下で立ち尽くす呆然と敵に接近し、胸倉を掴み上げ
「オメェ何してくれとんねんコラァ!」
と怒鳴りつけた。

泣きべそになったヤツの顔を見ると何故かめちゃくちゃ冷静になり、取り敢えず頭に拳骨を一発。

騒ぎを聞きつけた先生に連行され事情聴取

内容はどちらがガラスを割ったのかという話に。

現場の状況を見ればすぐわかるのだが

ここで何故か「〇〇が逃げるときに肘ぶつけたんじゃないすか?」とだいぶ厳しい嘘をつくというラフプレーをかます僕。

(え、マジかこいつ…。)
という目線をこっちに向ける敵。
そして、事の真相を先生に告げるのだが…。

先生は僕の意見をあっさり信じてしまった。
これが日頃の行いと言うものかと思った。

敵もそれを感じ取ったのだろう。
それ以上否定することはなく、うなだれ反省した面持ちで校長室へと消えていった。

勝利を手にした僕であったが、心には何とも言えない歯痒さが残るだけだった。



楽しんでいただけたかな?
来週もまた見てね♪

バイバーイヽ(´ー`)

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