オヤジ臭は進化のため

若い女のコが父親を臭いとか、キモいとか言いながら邪険に扱うのにはちゃんとした生理的な理由があります。父親と同じ年代の男性の汗の匂いを抽出したもの複数の中に、自分の父親のものを混在させて、その匂いを被験者に嗅がせた実験をしたところ、全員が自分の父親の匂いだけを不快だと感じたのです。それは一体どういうことでしょう？

種はできるだけ異なるDNA同士の掛け合わせによってよりよい種を子孫に残していくようにできています。アメリカがたった二百数十年の歴史しかないのに、世界最強の国家に発展したのは世界中から移民が押し寄せ、多種多様のDNAが交わったからではないかと思います。日本もひょっとすると地理的に西の中国や朝鮮、北のエスキモーやアイヌ、南の島やアジア諸国など３６０度、いろんな人種が流れ着いたから、西欧諸国と肩を並べる国になったのではないかと思います。

ルックスもそうですよね。アジア人と西欧のハーフには頭脳明晰かつ美男美女が多いです。宮沢りえのお父さんはどんなひとだったかは判りませんが、あのりえママですからね。沖縄出身のタレントに特に美人が多いのにも地理的な理由があると思いませんか？

話を戻しますと、若い女性が自分の父親の匂いだけにネガな反応をするのは、自分と近いDNAを持った男性に惹かれて公配することを避けるようにプログラムされているからだそうです。
我々人間もいくら動物と一線を画したように振る舞っても、所詮、種の進化のために生きてるんですよね。