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「蚤とり侍」レビュー☆

2018年05月21日 23:23

「蚤とり侍」レビュー☆

阿部寛主演他。時は江戸老中田沼意次桂文枝)の世に金が回れば何でもOKな時代。生真面目過ぎるエリート藩士小林寛之進(阿部寛)は、ある宴の席で主君の逆鱗に触れてしまい・・・「明朝より、“猫の蚤とり”となって無様に暮らせ!」と左遷されます。男の左遷先は、江戸貧乏長屋。そこには助平な親分(風間社夫)とイケメン好きの女将(大竹しのぶ)と笑顔が眩しい寺子屋の先生(斎藤工)が暮らしておりました。そして、寛之進の最初の客は、なんと亡き妻に瓜二つの女おみね(寺島しのぶ)!緊張と興奮。まさかまさかの夢心地のはずが、おみねに「この下手くそが!」と罵倒されてしまいます。意気消沈する寛之進。侍として必死で積み上げてきた剣術学問もここでは、無意味。そこに現れたのは、江戸でNO.1の伊達男で恐妻家・清兵衛(豊川悦司)。寛之進は生真面目にも清兵衛に“女の悦ばせ方”の教えを乞うことに。果たして、寛之進は侍として、男として、その生き様江戸に示すことができるのか?そして、運命のお相手。おみねとの恋の行方は・・・?前代未聞!侍が巻き起こす、“床の間”の戦いの火蓋が切られる!

7/10点!!御家騒動のゴタゴタが難しくて「??」なところもあり、「後妻業の女」程、アクも笑いも強くありませんでしたが、人情喜劇としては面白く観れました(*^¬^*) 寛之進の‘蚤とり侍’という境遇が珍しく興味深かったです。阿部さんはどんな役でも色気ゼロだけど、対するトヨエツ(56歳)の色気が凄い!(笑)夫婦役の前田あっちゃんとは「一回り違う」と劇中で言ってましたが、下手すると三回りくらい違うのに、蚤とりのお客さんたちも20代なのに、それでもモテモテなのが滲み出ていて、クラクラしました(*´∇`*) それを見ていた寛之進がドキドキハラハラと言っていたのも笑えました。あんなに近付くなら春画絵師か何かのフリをすれば良かったのに(爆)大竹しのぶが控え目な役で物足りませんでしたが、寺島しのぶと同じ絵図の中にいるのが凄味がある映画でした。長岡藩主の言っていることがコロコロ変わるのですっきり出来なかったのは残念でしたが、侍が一番貧乏になっていく時代に悲劇ではく、どう上を向いて生きていくのか豊かに描いたほっこりする作品でした。2018年公開。

このデジログへのコメント

  • はらぺこ 2018年05月22日 16:49

    気になっていたけど、、
    純粋に面白そう(*´-`)

  • ユリ 2018年05月23日 00:08

    > はらぺこさん
    「後妻業~」と比べると笑いは少ないですが、日本の時代劇の良さが出ているなぁと感じました。でもお家騒動が一緒に観た友人も二人ともよくわからなかったです。

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