それよりも

去年の６月に、とある東京の公園で見た事。
　
持って来たオニギリを食べるために　広場のベンチに座った。
　
広場には
『野球・サッカー等　球技禁止！』の大きな垂れ幕があったが、
サッカー等の遊びをやってる子が多かった。
　
その中に、兄弟らしき２人の小学生が居た。（図①・青）
やがて、右側のフェンス（金網）に向かって　強烈なシュートを放つ遊びをしはじめた。
　
フェンスの隣は歩道になっていて、女性が通りかかった。（図②・ピンク）
小学生ぐらいの子が蹴ったボールが　ものすごいイキオイで
女性の側頭部に当たった。
　
ボールを蹴った子は「すいません　すいません」と明るく叫んでる。
　
もし　私が当たってたなら　一発ＫＯされてたかも知れない。
もし　私に当たってて　ダメージが少なければ、
相手の子を　ギッタンギッタンに　やっつけてたかも知れない。
　
どうなることやら　と思いつつ見ていたら、
女性は怪我は　していないようだし、
小学生を　咎めるようなことをしなかった。
　
で、それよりも驚いたのが、
その様子を、子供達の両親（図③・緑）が　ベンチに座って　ずっと見てた　って事だ。
　
昼１２時になり、親達が「帰るぞ～」と号令をかけて、
一家４人、自転車に乗って帰っていった。
　
（ちなみに、公園内は　自転車走行禁止になってる）