【お題日記】見ると必ず泣いてしまう作品

何作かあるけど、火垂るの墓、E･T、ベイ･マックス、石井竜也の河童は鉄板！
後はケビン･コスナーのパーフェクト･ワールド。

【第４話】雷鳴(後編) （1/4)
巨大な蟹は、その巨大なハサミをふり下ろし攻撃してくる。
「あっ、危ない！」
東は叫ぶが、紅い戦士は難なく避ける。
「蟹か…。樹花にカニチャーハンでも作ってやるか。」紅い戦士は、短剣タイプの武器を手に巨大な蟹に向かっていく。『ガキーン』
『ガキガキガキーン』
短剣の刃が、その堅い甲羅を傷付ける事はなかった。「くっ。」
一瞬怯んだ瞬間に、蟹のハサミが紅い戦士を襲う。
東は近くに落ちている、仲間のケルベロスⅡを拾い。マシンガンモードからグレネードモードに切り替え、蟹に向かって発射する。
ハサミに命中して、のけぞらせるが無傷だった。
「何！シミュレーションでは、アンノウンを一撃で撃破出来たのに。」
蟹は怒りの矛先を東に変え、反対のハサミですくい上げるように東を殴り飛ばす。東は吹き飛んで、壁に激突。東のＧ７のマスクが半壊し、素顔が覗く。今のショックで、バッテリー供給装置も停止。「ここまでか…。」東が諦めかけた時。
突然、『ギュイ～ン』『ドギャーン、バリバリバリ』稲妻が走り。
一人の緑色の体色の、鬼の姿をした男が現れた。
　　　　　　　　　　　　　　　《つづく》