- 名前
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- 「元」がつきますが一応プロの小説家。現在、 カムバック目指して修行中です。 そんな私...
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刻み込まれた「嫌い」
2015年06月27日 21:11
物心つく前、本人の記憶にも残らないほど幼い頃の体験によって、
刻み込まれた「嫌い」。記憶が消えても、成長して大人になっても、
「嫌い」だけが心に刺さったトゲのように、残り続ける……
あ、いえ。
別に深刻な話ではありません。食べ物の話です食べ物の話。
食べ物の「嫌い」といえば。
まず、単純に嗜好に合わないという場合。
苦いとか、酸っぱいとか、臭いとか、ヌルヌルが気持ち悪いとか、
そういう理由で嫌いというケース。
もう一つは。
嫌な体験と結びついているケース。
例えば、仕事なり私生活なりで、辛いことが続いていた時に、
何らかの理由があって毎日食べていたもの。
それを食べると、あの頃の嫌な思い出が蘇るから食べたくない、とか。
でもまあ。
後者の場合は、逆もありますけどね。
生活が苦しかった頃に毎日食べていたものを、
生活が楽になってから食べると、
「ああ、あの頃は辛かった。けど、今は幸せだなあ。幸せになったなあ」
この場合はむしろ、今の幸せを実感できるから好きな食べ物、
になり得ます。
さて、ようやく本題ですが。
実は私、バナナが嫌いなんですよ。
みかんの缶詰や牛乳なんかと一緒にミキサーにかける、
ミックスジュースなら好きです。また、冷凍バナナなら食べられます。
が。
生の、普通のバナナは嫌いです。
パフェとかに入ってたら、まず最初にバナナだけ水で飲み込んで
処理してしまうぐらい嫌いです。幼稚園ぐらいからずっとそんな調子です。
給食に出てきた時は苦労しましたよ。
でも。
バナナって普通、好かれてますよね。子供はもちろん大人にも。
朝食代わりにバナナ１本とか、よく聞きますし。味も栄養も良いからと。
なのに。
私は、ずっとバナナが嫌い。何なんだ私の味覚は？
と思ってたら、小学生ぐらいの頃に、母が説明してくれました。
母曰く。
赤ちゃんの頃の私は、歯が生え揃うのが遅かったそうで。
だから、料理はいちいち、柔らかく加工してやらないと
食べさせられない。それは面倒。
でも、バナナはもともと柔らかいから、歯が揃ってなくても大丈夫。
よし、バナナばっかり毎日のように食べさせよう！
の、結果。
歯が生え揃って、幼稚園に通うようになる頃には、私はすっかり
バナナに飽ききってしまったのであろう、とのことで。
私のバナナ嫌いは、母によって作られたものらしいです！
……あるんですねぇこんなことも。
皆様、何か似たようなこと、あります？
このデジログへのコメント
バナナ大好きです
ヨーグルトに混ぜたり、トーストの上にのせたり、生でも美味しくいただいてますw
わたし、バナナ大好きで毎日というほど食べてる
> もびちゃんさん
ああ、臭いも確かに。私はあの、里芋のようなヌタッとした歯応えが苦手かな。
だから冷凍なら食べられるんですが、そういえば凍らせると臭いもほぼなくなりますね。
> はぎんちょさん
加熱したフルーツは好きですね。イチゴジャム作りで、煮た直後の甘さったらもう。
アップルパイも好きですし、食べたことはないですが「焼きみかん」なるものも美味いとか。
> SAYさん
むう、やはり人気ですねえバナナ。現実でも漫画などでも、嫌ってる人を見たことないですし。
上のもびちゃんさんが初です。画像にある通り、とても健康に良いとも知ってはいるのですが。
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