いのはなトンネル列車銃撃遭難者慰霊の旅

前日に近所のスーパーで仏花を買って朝３時起きでバイクに乗っていざ武蔵溝の口駅へ

最近春めいてきたが早朝ってこともあり凄く寒かった

僕は暗闇を彷徨ってきたので光の指す方向を探すのが得意だ

とても恐ろしい体験は僕の精神力を強靭なものにしてくれた

この甘やかされた平和な世代に何を語れるだろうか

実体験こそ真実なり

歴史を紐解けばそこに学びあり

人はどうあるべきかと思わされることがたくさんある

前回の日記の東京大空襲慰霊祭よりどうしても頭から離れない

すきっとしない

後悔したくない

もうこういう衝動感はなくなってしまうだろう

おこがましい青二才であるが自分の思いは人が何と言えども貫く主義なので
どうかお許しを

こんな思いでJR中央線の八王子の先の高尾駅近くで起きた疎開列車をアメリカ空軍機
が爆撃し地獄列車と化したいのはなトンネルの現場へ向かった


高尾駅はとてもローカルな駅で４番まで路線がある

北口に鬼天狗のようなでかいお面が飾られていた左の方の幹線道路をひたすら
仏花と重たい荷物を担いで革靴で全力疾走で線路下をくぐり右折して線路に沿って
走っていく





民家が立ち並びマンションや病院がありだけどこんなところバス道なんだろうか？
というほど狭い道路だった

バス停があったので安堵したがアップダウンが激しい
厚着してたので汗が噴き出して皮ジャンパーとスリムなパンツを履いてると実に
走りにくい

しばらくすると左手に山々や桜があり美しい川が見えてきました

そして蛇滝口のバス停があり右手に案内板を発見





右手の畑の中を通り正面に慰霊碑が祀られていました


献花と鎮魂の念と平和への誓いをさせていただきました






慰霊碑の奥にむき出しのJR中央線があり線路が朝日に照らされ手前には踏切があり
いにはなトンネルがありました






また手を合わせ犠牲者の安らかな願いと遺族の苦しみ

風化させず戦争に反対することが癒しになればと思いました

命の大切さ、自分が平和な時代に生まれ生かされてることの感謝いたしました


戦争は人間が作り出すものでありいつ起こってもおかしくはない

人の嫌がることの極悪な行為である

自分がされて嫌なことはた人にしないように

些細な日常のこころない事件の積み重ねか

というかやはり国の軍隊制度に反対する国民の勇気が必要なのではないか