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「スイミング プール」レビュー☆

2015年01月18日 00:24

「スイミング プール」レビュー☆

シャーロット・ランプリング主演他。創作活動に行き詰まっていたイギリス女流ミステリー作家サラ(シャーロット・ランプリング)はある夏の日、出版社社長ジョンの勧めで南仏の彼の別荘を訪れる。そこは明るく静かで、誰にも邪魔されずに執筆できる最適な場所だった。しかし、サラがいよいよ仕事に取り掛かろうとした矢先、社長の娘ジュリーが別荘にやって来る。裸でプールを泳ぎ、毎夜男を連れ込んでは嬌声をあげるジュリーリュディヴィーヌ・サニエ)に苛立ち筆が進まないサラ。だがやがてサラは、ジュリー若さ妖艶な振る舞いに強い刺激を受け、いつしか彼女モデルに物語を紡ぎ始めるのだった…。見る女、見られる女、プールサイドで起こる、真夏殺人事件。美しくありたい全女性に贈る華麗なるミステリー

6/10点!!難解なミステリーでした。ジュリーがサラの自己投影だという事は、かなり前半から気づきましたが、(サラの行動がいちいち怪しすぎるのに、誰も突っ込まないから。)ジュリーの体験のどこまでが、サラの経験なのか・・・。リュディヴィーヌ・サニエが、他の作品では、可愛らしい少女という印象だったのに、今作では、健康的な色気ムンムンで驚きました。顔と声は完全な子どもなのに、体が凄すぎる!(@○@;)女優二人でワンシチュエーションに近いので、オゾン監督で二転三転するってわかってなかったら、寝てしまったかも知れません。しかし、サラが強烈にジュリーに惹きつけられているのが、画面から凄く伝わってきたので、こちらもぐいぐい物語に引きつけられていったという感じでしょうか。サラがイギリス女性で、フランス女性のような優雅な美しさ(主に仕草)はないので、フランスの優雅なミステリーが観たいという方は、肩すかしかも知れません。うーん、難しい!2003年公開。

このデジログへのコメント

  • archer 2015年03月17日 22:44

    シャーロット・ランプリングの出世作の「愛の嵐」のレビューお願いします。

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