ひねくれてるのはわかってます

プレゼントをもらうことには、

なぜか「罪悪感」しか湧きません。



あげるのはすごく好きなんですけど、
もらうのは慣れてないというか、
すごく気恥ずかしくもあり、
申し訳なくもあり。



二十歳くらいまでは、
普通にうれしかったはずなんですが、
手作りのマフラーなど、
思いのこもったものをもらったときに、
どうしていいのかわからなくなってしまいました。


「これをつけなければ悪い人になる」


マフラーもファッションアイテム。
にあう格好というものがあるのです。


いつでもつけていれば、
彼女の思いは報われるのでしょう。


でも、
そういうことじゃないと思うんです。


本当に相手のことを思うならば、
相手を悩ませるものはあげないほうがいいと思うのです。


手作りというのは、
おそらく自分を満足させるための行為で、
相手を必ずしも満足させるものではない。


だから僕は、
もらって一番うれしいのは、
お酒です。


それも、
自分が飲んだことのないお酒ならば尚更。


知識ものども満たされて、
大満足になれます。



手作りにアレルギーがある僕は、
彼女の料理すら、
箸をつけるのに3ヶ月以上付き合う必要があります。



プレゼントとは、
相手に多幸感を与えることが出来るものをあげる。



思いを伝えるのは言葉でいいのです。



ものに込めるのは、
違うと思うのです。


手作り、ダメ、ゼッタイ。