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十月大歌舞伎 新版歌祭文(しんぱんうたざいもん) Episode 1

2014年10月27日 22:29

十月大歌舞伎 新版歌祭文(しんぱんうたざいもん) Episode 1

もう、25日で公演は終了しましたが、十月大歌舞伎、午前の部に行ってきました。

一昨年亡くなった、中村勘三郎とその先代の追善の公演で、
中村一門が勢ぞろいです。

前回の教訓を元に事前に予習をしたうえで、パンフだけで副音声は無しです。


午前の部、最初の演目は


新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)野崎


です。

あらすじは、油屋に丁稚に行っている "久松" が、店のお金を紛失させたという
罪を着せられたために田舎へ帰され、許嫁の "お光" と祝言をあげる事なるのですが、
そこに、恋仲であった油屋の娘の "お染" が現れ、、、といった昼メロ並みの
ドロドロの展開です

まず、お光が登場します。お光を演じるのは、中村七之助(中村家の次男)です。
お光は祝言用のなますを作る為に大根を刻んで(本物の大根を切ってます)いますが、
祝言に向けた身だしなみが気になって、手を休めては鏡を見てを繰り返し、
挙句は包丁を串代わりに髪を整えようとします。

お光、いじらしいですねぇ

すると、そこに お染 が現れ、誰かいないかと声を掛け、お光がそれに応対します。
お染は、お光の事を久松の許嫁であると気付いておらず、久松さんに会いに来たと
告げますが、お染の目的を察したお光はそんな人はいないとイジワルをし、
お染を追い返そうとします。

このやり取りの中で、お光が都会のお嬢様であるお染の美しさに驚き、
また、嫉妬し、、、といった表現がコミカルで、またいじらしくて良いです

そこへ、父の久作が登場し、足の三里のツボに灸をすえてくれと願い、
久松を呼び、肩をもんでくれと頼みます。

もちろん、外には お染がいます。

久作は、祝言がめでたいと話をしますが、久松は外の お染の存在に気付き、
身振りで静かにしてくれと伝えますが、その様子を面白く思わない お光は
久松と お染めのやり取りを邪魔しようとしています。

そうなると、久作のお灸と肩もみがメチャクチャになり、久作は悲鳴を上げ
灸と肩もみを止めると、祝言の身支度の為に お光を奥へと連れて行こうと
手を引きますが、このまま自分がいなくなると久松と お染めを会わせて
しまう事になる為、とどまろうとしますが、結局は久作に連れて行かれます。。。

お光がいなくなれば、お染を邪魔する者はいません。
遠慮なくお染は久松に擦り寄り、「会いたかった・・・」と思いのたけを伝えます、、、

が、、、

久松は、お染の縁談の話を進めたほうが、お染の為だと説得しようとします。

久松、その気にさせておいてからの、全速エスケープ中です

そんな久松の態度に業を煮やした お染めは剃刀を取り出して、
死ぬと言って聞きません。。


久松ピーンチ


自分の蒔いた種とはいえ、こんな展開になるとは、お染と楽しんでた頃には
思いもしなかったでしょう。。。


しかし、そんな修羅場に更なる修羅場が訪れるのでした、、、


つづく

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