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教育白書

2013年10月18日 18:58

塾講師をしていて気づいてきたことをちょろちょろ書いていきます。



:小中学生を教えていると、当然だけど、どうしてもできない子が10人に1人はいる。
だから塾にきているといえばそうだが、明らかに他の子よりも理解力に乏しく、こちらもどう対処したら良いのか分からないときもしばしば。

例えば、(a、b)、(c、d)の2点を通る直線の傾きはb-d/a-cで与えられるが、どうもこの文字式が悪いのか、a-cやb-dの意味を理解させるのに苦労することが多い。

普通の子なら(距離の大小はともかく)これらの差が「距離(あるいは幅)」に相当することを理解してくれる。(学校ではxの増加量、yの増加量と教わる)

しかし、数学的センス(センスというよりも、ある程度は常識に近い)に劣る子は何故引き算をすると距離がでるのかが理解できない。

恐らく、小学校の時から本人も自覚しないままだったのだろう。そして、それらは概して小中学校「出来の悪い」の一言で片付けられるが、そういう子に限って真面目で素直な子が多い。

彼らは分かろうと努力はしている。人一倍の勉強をしているにも関わらず、このような根本的な「誤解」をしているのは何故か。

憶測だが、理由の1つに生体的なバグ、あるいは欠損があるのではないかと思われる。
残念だが我々人間は10人が10人とも健康体で生まれてくるとは限らない。その多くは、実際の設計とは異なった状態であることに気づいていないのではないか?

特に脳は複雑な構造を持つブラックボックスであり、一般的に健常として生まれてきても、本当にそうかは分からない。

つまり、これらの子は誰にも気づかれない(それこそ医学的に定義されない)脳の障害を持っているのではないか。


しかし、それを確かめる術もなし。
願わくば彼らがある特定の分野にその持てる天才を発揮するのことを…

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