木製電話ボックスで旅するスーパーヒーロー　ドクター・フー

う、このTシャツ欲しいにゃ…

と言っても、ほとんどの人には意味不明だろうにゃ。青い電話ボックス？

これは僕が大好きなスーパーヒーロー、DoctorWho（ドクター・フー）の宇宙船、T.A.R.D.I.S.（ターディス）にゃ。1950年代のイギリスの警察通報用電話ボックスに変形させたら、壊れちゃって、そのまんまになってしまったという情けないものにゃのだ。

ドクターは1963年にイギリスが生んだ異色のヒーロー。最初の何代かはじーさんで、それからまた数代はあからさまに変なおっさん。ここ3代はカッコいいけど、どこか痛いおっさん。

一番かっちょえー10代目でさえ、頭ぼさぼさ、おしゃれなスーツはよれよれ、その上、コンバースのバスケットボールシューズなんて履いてる痛い人にゃ。

http://youtu.be/AymEpaPsyyw

アメリカの筋肉フェチで、戦闘バカのスーパーヒーローとは一線を画してるにゃ。

トリックスターにゃ。ふざけた態度で周囲を振り回しながら、ちゃんと他人を救うヒーローにゃ。そして武器は持ってないにゃ。工具は持ってるけどにゃ。困ったときに懐から取り出して、びびびーってやるのは銃じゃにゃい。ドライバーにゃ。

武力じゃにゃくて、知恵で難局を乗り切るドクターって、大帝国であることをやめて、頭で生き抜こうとした戦後のイギリスの移し絵にゃ。

https://www.youtube.com/watch?v=bU73TO4eJTc

僕がもし、世界を救えるような力を持てるのならば、スーパーマンやバットマンじゃにゃくて、ドクターみたいになりたいにゃ…

でも、戦いの場を行く、ネクタイ外したスーツ姿の10代目ドクター、まぢかっちょえー。