連休楽しみたいのに・・・・・・・・あぁあ～

【阪神】貯金４の壁！先発・小嶋炎上！あわや０封負け！
４回１死満塁の好機に新井貴は空振り三振に倒れた

　◆ＤｅＮＡ９―１阪神（２７日・横浜）　たっぷりとお返しされた。「先に取られたときの反発力。何回も言うように足らないな…」。今季初の２ケタ得点と大暴れした前夜から一転、ＤｅＮＡに屈辱の大敗。和田監督の表情も２６日とは正反対に苦々しかった。

　先発の小嶋が初回に３点を献上すると、打線はあっさり白旗をあげたかのようだった。西岡、福留のメジャー帰りコンビと、新井兄弟の４人が無安打ではつながるはずもない。ベテラン左腕の藤井に簡単にひねられ、１１年ぶりの完投白星を許した。８回にようやく１点を返したが、あわや完封負けのペースだった。これで先行を許した試合は３勝９敗となった。

　またも波に乗り損ねた。今週、貯金４の壁に３度もはね返された。しかも、前の試合の勢いが３度ともウソのように消えた。まずは、２１日のヤクルト戦（甲子園）で藤浪が７回無失点の力投で２勝目。鼻息荒く乗り込んだ火曜日（２３日）からの鬼門・ナゴヤドームの中日戦で３―１５の大敗。しかし、同２戦目は今季７度目の完封勝ち。今度こそ勢いに乗るはずだったが、続く３戦目は０―１の悔しい敗戦。そして、この日もお祭り騒ぎの大勝の後の沈黙だった。
２回途中６失点で降板した小嶋（中）

　それでも、まだ貯金は２つある。和田監督は「１点取って終わったのはつながるし、つなげなきゃいけない」と懸命に収穫を探った。首位の巨人に食らいつくためにも、これ以上の足踏みは禁物だ。

　試合詳細