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「プリンセス・カイウラニ」レビュー☆

2012年06月26日 23:38

「プリンセス・カイウラニ」レビュー☆

クオリアンカ・キルヒャー主演他。ハワイ王朝最後の王位継承者となったのは、ヴィクトリア・カイウラニだった。“天国の頂”を意味するカイウラニは、1875年カラカウア王の妹とスコットランド人との間に生まれた。国民に慕われる美しい王女として育ったが、13歳でイギリス留学させられる。反体制派が王位を脅かし、身の安全を図るためだった。まったく違う環境で、偏見と闘うカイウラニは、イングランド人の青年(ショーン・エヴァンス)と恋に落ちる。しかし、幸せは続かない。カラカウア王が亡くなり、クーデターが起きて祖国は混乱を極めた。カイウラニは、アメリカ大統領ハワイ王朝の存続を認めさせるためにアメリカへ向かう―。わずか23歳で亡くなったハワイ王朝最後の王女カイウラニの激動の生涯を描く感動の歴史ドラマ

8/10点!!今でこそ“南国の楽園”と呼ばれるハワイですが、かつて、様々な国や土地と同じ様に、アメリカにより、先住民土地と自由が侵され、王権は剥奪され、国を奪われるという、苦しみと悲しみを経験し、その上に、今のハワイと人々の幸せがあるのだと知りました。昔は、ハワイは王制だったな、くらいの知識で観たので、とても勉強になりました。今でもハワイの有名なホテル土地には、プリンセス・カイウラニの銅像があると聞きます。幼くして、祖国を追われ、恋を諦め、20歳かそこらの若さで、たった一人で、アメリカを相手に、地権と自由を求めて、闘ったカイウラニは、どれ程心細く、どれ程勇気が入った事だろうと思うと、切なさで胸が締め付けられました(>_<) しかも、アメリカに併合された後、1年足らずで亡くなってしまうなんて、まさに悲劇の王女としかいいようがありません。ハワイには、普通の愛国心のレベルではない、命を賭けて、他の何を捨ててでも守りたい、魂みたいなものが、存在するのだなと思いました。ハワイ侵略については、後に、クリントン大統領が、正式謝罪したそうですが、遅過ぎるって本当にあるのだなと思いました。観た後に調べたら、当時の王が日本来日していて、ハワイ王朝存続のために、カイウラニと日本の皇族との縁談を持ちかけていたという歴史もあって、まだまだ私の知識は足りない事だらけだなと、もっとたくさん物事を知りたいと思った作品です。ハワイの歴史を知ることのできる貴重な映画です(^-^) 2012年公開。

このデジログへのコメント

  • HIRO 2012年06月27日 12:27

    ハワイに知り合いが住んでいるけどそんな歴史は初めて知りました。

  • ユリ 2012年06月27日 13:30

    > HIROさん
    有名なホテルで、カイウラニの名前がついてるホテルもありました。映画を検索しようとしたら一番にホテルがヒットしたのでw 私は持病で海外には行けないのですが、行って色々確かめてみたいです

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