あなたの本 を読みました。

誉田哲也さんの【あなたの本】を読みました。

この作品は、短編もの7作品が収録されていました。
帰省
贖罪の地
天使のレシート
あなたの本
見守ることしかできなくて
最後の街
交番勤務の宇宙人


の、7作品です。

本のタイトルである、あなたの本。

父親の書斎に忍び込んで見つけた、あなたの本という題名の奇妙な本。
ページをめくると、自分自身の人生が、時系列で書かれていました。

最初は、父のいたずらかと思い、気にも留めなかったが、後日　父の遺品整理をしていると、再び目に留まります。

自分の人生が書き込まれた本の結末は？
人生の岐路に立たされた時にでも、開くのを我慢してきたその本の結末に書かれた、意外なエピローグとは？

と、あらすじを書いてみましたが、短編だけに結末も話も、深みがありませんでした。
ちょっと、残念です。

お勧め度は、中です。