別離

うん、結局まだ大学生（笑）をやってます。
前期こそは・・・と思って結局少し取れた程度、
夏休みは現実からひたすら目を背けてた気がするなぁ。

そんなことをやっていた訳で、ついに彼女からも愛想を尽かされました。
思えばかなり甘やかされてたんだと思う。
確かに叱咤激励されることもあったけど、基本的には怒らずじっくり待っていてくれていた。
彼女の周りにはその都度友達が居た、常識的な友人であれば付き合っている彼の現状を聞けば別れを薦める、俺でも他人ならそうする。
「別れた方がいいって話をされたけど、どう思う？」と聞かれたことも何度かあったが、きっと彼女が周囲に言われていたのはきっと数度どころではないだろう、本当に甘やかされていたと思う。
別れた理由の半分には彼女の夢と希望が含まれている、だがハッキリ将来の不安は問われた、間違いのない現実。
別れの言葉は電話で、それが良いことなのか悪いことなのかはわからないが、おそらく会えば長く付き合ってることもあり情が出る、だからこれで良かったのだろう。
電話口では泣きそうだった、と言うか泣いてたはず。泣いたのは十数年ぶりくらいだろうか。
なるべく普通に聞こえる様に振る舞った、最後くらいはキッチリ締めたかったんだ。
30分もない電話は俺から切った、正直耐え切れなかった。冷静なつもりでも頭の中は意外と混乱してて話もループしてた。
最後の言葉はお互いの「ばいばい」もうあの可愛らしい声を聞くこともないんだろうな。

正直別れるつもりはあった、覚悟もあった・・・つもり。
足枷になるのが一番嫌だったし辛かった、今回は危惧していた通り、見事に足枷になって切られた、だからこそスンナリ受け入れた。つもり。
留年して何もなくなって、それでも最後に残ったのが彼女だった、本当に今は何も残ってない（笑）
だからオレは相手に依存してるんじゃないのか、別れたら最悪死ぬんじゃなかろうか、なんて思ってたりしてたが意外と平気らしい。
夜に突然電話が来て別れが告げられた後、ひとしきり凹んで、その後はいつも通りネトゲーしてた。
朝まで相手をひっかえながらネトゲー、今思えばアレは平気だったんじゃなくて慰めだったのかも知れない。

目をつぶると不思議と彼女のことが浮かぶ、携帯を開くのがちょっと怖い。
最後のメールが「おはよー」とか別れた実感ないんだけどなぁ（笑）
別れたのが12日、んで今思うことは、
「オレ、彼女のこと、好きだったんだなぁ」
いや、何年も付き合っててイマイチ相手も信用出来なくてずっと半信半疑だったんだ。
なくなって分かる価値ってマジなんだなぁ、って冷静に見てる俺も居る。

前述の通り、留年してからオレの周りには何もない、友達？って思ってた人も今じゃただの疎遠の知り合い。
これから誰かとメールすることはあるのか？誰かと電話することはあるのか？
やっぱり何も残らない自分がちょっと怖い。

今の自分に後悔はある、戻せるならヨリも戻したい、他の子と付き合う気も出てこない（思った上で付き合えるかどうかは別にして）
彼女はやるといったらやる子だし、やりたいことは出来る子だ。
だから遠くに行くし、もう届かないと思う。厳密に言えば追いかける力がない、か。
もしかしたら別に好きな人が出来てとか、周りに止められてとかもあるのかも知れない、それくらい信用出来てなかったｗ
そういえばこの前調度合コン行ってたし、幼馴染の男の子と会ってたりしてたからなー、うさんくせぇ（笑）

なんだろうな、とりあえず今は気持ちに踏ん切りがついてない。
だからオレも最後くらいわがまましてやろうと思うんだ。
もう彼氏でもないのに誕生日プレゼント贈ってやるｗ
向こうが円満で終わってたら困るなるかな、他に～とかのパターンならさぞ気持ち悪い道化だろうなｗ
まぁでも今年オレだけ誕生日プレゼントもらっちゃったし気持ち悪いんだよね。
もう電話する勇気もつもりもないし、メールは少なくともオレには後腐れが出そう、だから宅配レターですな。
今までも誕生日に手紙つけようつけようと思って、結局つけなかったからある意味調度いい。

よし、当面はなんとか目標が出た、やんぞオレ！
あとふぁっきんオレ、怠けてたツケが来たんだぞ、ざまぁ！