昔旅話 カンボジア1998

高１の時カンボジアに行きました。
それまではオセアニアやアメリカしか行ってないのに何故カンボジア？学校での安穏だけど退屈だった日々の生活から逸脱したかった。半ば自棄だったのかもしれない。
ポルポトが死んでまだ数ヶ月。残党がゲリラ活動をしていて道脇の茂みにも地雷が残っているような状態だった。
ボランティア団体と井戸掘りしたり新聞記者と国軍に取材したり、色んなものを口にしたり。色々おぞましいものも見てしまったし、美しいものも見た。
アンコール遺跡群は戦火の爪痕が随所に残り、それがまた神聖さを際立たせていた。
振り返ってみて一番の収穫は出会いがあったこと。当時いち早くカンボジアに投資してたタイ人ホテルオーナーの娘達が遊びに来ていて、旅の終わりに仲良くなった。これがその後の人生に大きな影響を与えたのです。　　　　続く予定