売れない所はますます売れない

地元にコミュニティバスみたいなバス路線があります。
朝晩の通勤時でも20分に1本くらいな感じで、それでもガラガラのバス路線なのですが、今度の10月から大きく減便するそうです。
昼間に30分に1本しか走らなくなります。いわゆる…かどうかは知りませんが、「お散歩バス」みたいな感じで、利用者はお年寄りか主婦（主夫）くらいでしょう。
これはもしかするとあと半年したら「はい、お客がいないので廃止」とするための準備かもしれません。

ま、近くにもっと頻繁に走っているバス路線はあるので、バス停がちょっと遠いことを我慢すればそれほど困るわけではありません。
小さなバスでお客がほとんどいない状態なのに、民間の会社がやっているわけですから、多少の補助金をもらったところで減便や廃止は当然でしょう。
うちの地元の人は、あまりバスには乗らないので（まだバスに乗らなければならないほど困ってはいないのでしょう）当面は誰も困らないでしょうが、高齢化がすすんであと10年もすれば「昔はバスがあったのに」ってことになるかもしれません。

そんなわけで、売れないバスはますます売れなくなるのでした。こーゆー仕組みは小泉さんが広めたのですが、国鉄の昔からありました。

こういっちゃなんですが、儲かりそうもない公共交通は民間会社ではなく、公共団体（県や市）が運営するべきだと思います。
そのかわり、路線の新設や見直しは、地元の声をきちんと反映できるような仕組みをつくるといいような気がします。

とはいえ、県や市が運営を始めると最初は理念通りいっても、すぐ利権の温床になったりするので、難しいです。

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本日の画像は、「オールオサツ」です。オールレーズンシリーズの１つでしょうか。
このシリーズは好きですが、もうすこしサクッとしている方がもっと好きです。
お味は、さつまいも味がしっかりしていて合格です。