デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

脳裏に浮かぶ映像

2006年04月18日 15:05

 ある時ある瞬間に,ふと「あぁ,この感じ,どっかで味わったなぁ」なんて感じることがある。
何故か知らないけれど,そういう時の感じは,眼で見た景色ではなく,鼻で嗅いだにおいや,何かを味わった時の味覚というようなことが多い。
少し前にも書いたけれど,季節をそうして感じられる瞬間があるように,何かの瞬間や,ある一時というのが,視覚以外の感覚には,より深く刻まれているんじゃないかと思うことがある。
ただそれは,他の感覚(視覚も入る)と一緒になって記憶されていることもあり,独立して作用しているとは思わないが,妙にその感覚が大きな部分を占めることがある。
例えば,秋の夕暮れ時に家路についていたとき,ふと近くのうちから夕ご飯のにおいがしてきたとする。
そんな時に,ある人は「コタツに入ってテレビを見つつ,牡蠣鍋の支度をする映像」が脳裏に移るかもしれないし,またある人は「カレーを今にも食べんとする映像」が脳裏に映し出されるかもしれない。
それは人それぞれだろう。ただ,ここで問題になるのは「夕ご飯のにおい」が,人によっては牡蠣鍋を彷彿とさせられ,またある人によってはカレーライスを彷彿とさせられる,ということだ。
おそらくそこには「におい」だけではなく「夕暮れ時の薄暗さ」とか,「秋の夕暮れ時の気温」等といった他要素も含まれてくる。
でも,最後の決め手となったのは夕ご飯の「におい」であり,それが脳裏に映し出す映像を決めた,といってもよいのではないかと思う。
いつも同じ景色を見ていても,普段あまり活躍しない「感覚」が,脳裏に様々な懐かしい景色を映し出すというのは,何か意味があるのかもしれない。

 皆さんは,そんな時どんな映像を思い出しますか?

このデジログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

タナケン

  • メールを送信する

タナケンさんの最近のデジログ

<2006年04月>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30