イチローと一郎

不調でも応援されて、それでも調子の悪さは続いたが、決勝戦延長10回にセンター前に決勝打となるクリーンヒットを放ち栄冠を二度手中に入れたイチローは見事であります。
韓国の監督からも「世界一のバッター」と称賛されるとは、野球人として最高の時を謳歌していると思いました。

さてと一方の「一郎」とは、小沢一郎の事であります。
小沢については顔が悪いやら、剛腕、壊し屋等と言われ続け、今回の打つ手を失った自民党の卑怯なる国策捜査(検察も官僚組織)による秘書の逮捕で、新聞大手四社をも含むマスコミからは「辞めろコール」
おまけに民主党内部からも、時局をわきまえぬ売名行為者たちが下剋上を狙っている発言・・・とバッシングに曝されております。

体調も優れずに危うい政治家が何故に涙を流してまでそこに居ようとするのか・・・。
それは政治家としての「国を憂う気持ち」「信念信義」とよく語っている政権の移行を容易とした二大政党による議会制民主主義を定着させる事に他ならない。

欅の年齢だから、あえて書き込む事にしましたが、政治家としてこれまで悪化した国家を良くするためには小沢一郎の剛腕に賭ける他は無いと思うのです。

民主党が政権をとって、小沢が首相となり１０年の時を経たならば、日本は変われる。(と言っても、その前に死ぬだろうが)
余分な官僚組織を壊し、解り易く日本としてのアイデンティティーの確立ができる。

そのあとでは誰がなっても良いだろうが、今の時期に、それらの信義をもった政治家は小沢の他には皆無であります。
危うくなった国家の舵取りを任せるのには、毒を呑む覚悟も国民には必要だろう。