- 名前
- いっしー
- 性別
- ♂
- 年齢
- 61歳
- 住所
- 千葉
- 自己紹介
- 暇潰しなので、脱力して読んでください。はい。
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矢島美容室
2008年11月03日 13:00
♪ニホンノミカタ‐ネバダカラキマシタ‐♪
がすごく良いなぁと最初に聴いた時に直観的に
思った。楽曲的に完璧だし、矢島美容室の
パフォーマンスも素晴らしい。アニメの主題
曲にでも使って欧米にも輸出すれば、すごい
ことになるんじゃないかと予感させるくらい
面白い曲だと思う。
でも、この曲はそれだけじゃないと思う。
歌詞に作者の思想が感じられる。
戦後、みんなが一生懸命働額に汗して働いて、
その結果モノが溢れるなんでもありの豊かな社
会の中で思いきり消費生活を楽しんだ時代を経て、
いまや日本は外国人の労働力なしにやって行けない
超少子高齢化の国になりつつある。
にもかかわらずこの国の外国人、とくに東南アジア
系の人達に対する視線は依然として冷たい。
その現実をこの歌はネバダからきたというソフトな
フィルターを通して歌っている。外国人ばかりか
本当は住んでいる日本人に対してすら、冷たい国。
貧乏と金持ちのはっきりと分かれたアメリカ型の
強欲資本主義がまかり通る社会。
それでも、外国人達は日本に夢を求めてやってくる。
日本はスバラシイクニだと信じてやってくる。
この歌を聞いてちょっとだけ心が痛い感じがするの
は、そういうことじゃないかと思う。
日本が、本当にスバラシイクニになって欲しいと
考えさせる、そういう深い曲だと、思うのである。
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