涙の数だけ♪

何のために働いてるんですか？と新入社員に聞かれても。。
遠い記憶が呼び覚まされた気がした。

自信過剰に虚勢をはってみたり、自信なくして凹んだり、面倒だなと思いつつ、面倒を見る。
成果を出したい、評価されたいとは、自分も言ってた言葉かも。
自分の理想を持っている人は今の現実を嘆く。
どうしてこんな仕事をやっているのだろうと。

上昇志向はどこかへいってしまった。同期と競うことも無い。というより気にもかけない。
新入社員の頃の理想と現実で揺れ動く心は奥底にしまっていた。
それを思い出したので、ドキっとしただけだ。

他人の評価を重要視していないのは、
自分はよくやっているという自己満足感はあり、主観的な評価をしているからだろう。
すなわち、これでいいだろうという自己満足の壁を作っている。
自分の限界を決め、諦め、そして開き直り。
目指す頂はまだ先にあったはずなのに。

あるいは、
他人にから仕事をやらされている感がないのが、評価されるという呪縛から解き放たれているのかもしれない。
入社してから年月が経ち、やるべきことが見えて目的意識がはっきりしているのでそう感じるのだろう。
タフなスタミナが要求されるMF。汗をかいてボールを回し、守備に攻撃にも参加するのが役目。

きっと、まだまだ上を目指して登れる。
オレについて来いというくらい。

成果主義という言葉が社会によく聞かれるようになってから、
個人の成果を上げる事に努力する人が増えたなと感じる。
他人の評価を思いのほか気にするのは疲れるだろうに。
焦らずとも努力していけば評価は後からついてくるものだ。