悲しいとき。

悲しいこと。
ベランダから見えた赤いロウソク。
近くにタワーマンション立ち始め、
いずれ見えなくなるのはわかっていた。
見えなくなるととても悲しい。
いつもある風景が変わっている。
ベランダから見えた東京タワー。
田舎もののせいか、東京タワーが見えると、
ついやる気が出る。
朝、うるさい子供から逃げるように、
一杯のコーヒーを持ち、ベランダで、
何気なく外をみながら、今日のことを考える。
夜、ビール片手に、一日を考える。
あわただしい生活の中で、ほっとする瞬間。
上司ではなく、会社員ではなく、パパではなく、
一人の人間になる瞬間。
そんな時間に東京タワーがきれいに赤く。
でも、時間が過ぎれば、その風景が日常になる。
別れた女性もそのときは、悲しいが、時間が解決してくれる。
忘れまいとした輝いていた友情も、生活のなかで、色あせる。
でも、毎日生きている。一生懸命生きている。
よいこと、悪いこといろいろあるが、がんばろう。
フレンドさんはどうですか？
悲しいこと、つらいこと、傷ついたこと、たくさんの心を
しまいこんで、生きてますか？
そんなときは、泣いたり、逃げたり、いいんです。それで、
少し休んで、元気が出たら、またがんばれば。
でもたまにはさると遊んでね。