ラブホは彼女に似合わない

四半世紀ぶりに大学時代の同窓会が県外で行われることになり、
同じクラスだった片思いの彼女と私の車で同行することに。

以前にも書いたけど、
きっかけは彼女からの久しぶりの電話。
おいおい知ることになるんだけど
彼女はそのころご主人とのレスに悩んでいて
私のことを思い出したらしかった。

県外からの参加者のために幹事がビジネスホテルを用意してくれて
私と彼女も同じホテルに泊まることに。
２次会で別行動になり、早めに部屋に戻った私。
彼女がノックしてくれるのを今か今かと待っていたけれど
ついにその夜は来訪なし…(^^;)

翌朝、彼女を乗せて帰路についたわけだけど
心の中では〈どこか手近なラブホに入ってしまおうか〉と
ず～～～っと考えてた(;'∀')

そのころはまだ出会い系を始める前で
まだウブだったのかもしれません、
彼女といたすのはやはりちゃんとしたホテルじゃなきゃ、
そんな気持ちが「手近なラブホ」に向かわせません。
結局、何事もなくその短い旅行は終わりました。

その後、彼女とは何度かドライブデートを重ねましたが
やはりラブホという選択をすることが出来ずじまい。
ほんの一瞬、唇を触れ合わせたことがあるだけで
彼女とはお別れしてしまいました。

Ｈこそありませんでしたが、
彼女とのあのドライブが
「一番燃えた旅行」だったかもしれません。