趣味は読書、鎮魂とまでは言えないが

渡辺徹が、亡くなった。
日本がスペインに勝った日に報じられたので、ワイドショーでも扱いがそんなに大きく無かった。
僕より一つ年上だが、まだまだ若い。
最近、僕の見るテレビ番組には出ていなかったが、元気なのだろうと思っていたので驚いた。
「妻に隠れてハムカツを食べている」などと、ギャグを飛ばしていたが、やはり笑い事では済まなくなった。
晩年は、人工透析もしていたらしい。
僕がこの死から感じるのは、とてもシビアなこと。
「人のフリ見て、我がフリ直せ」とか、「前轍を踏まず」とか、「反面教師」というようなこと。
自らの生活習慣や健康に対する態度、考えへの戒め。
どうしても自分の食欲を、コントロール出来なかったのだろう。
気持ちが分かる部分も、確かにあるけれどやはり残念である。
自分よりとても若い人やとても年寄りの人が亡くなるより、より身近に感じてしまった。