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趣味は読書、雨ニモ負ケズへの屁理屈

2021年09月19日 02:10

非常に単純な心と体をしているようで、44℃の風呂に浸かったら、気分が高揚してしまった。
宮沢賢治の「永訣の朝」を授業でやったのは、高校二年生の時。
妹の臨終に立ち会った際の詩だ。
後に、水谷豊主演の「熱中時代」の2シーズン目で、この詩を小学5年生が授業でやっているシーンがあったが、高校2年生が学ぶ作品を、小学5年生が学んでいるのに、違和感を覚えた。
熱中時代」では、北野大先生飛行機の中で読んでいる本が、「子供たちの時間」という作品なのだが、これは確か子供が殺人を犯すミステリーだったと思う。 
番組制作者は、タイトルだけで、内容は吟味せず、この本を読んでいる設定にしたのだろう。
さて、「雨ニモ負ケズ」は今でもだいたい暗誦出来るくらいに憶えている。
一日玄米四合と少しの野菜を食べ、いつもニコニコ笑っている
最後が問題で、「そういうものにわたしはなりたい」で終わるのである。
詩の全体の印象として、大食いの朴訥な、誠意のある人のようだが、最後「なりたい」と記されているので、そのような人生を生きて来たということではないのである。
自分の理想像を述べているに過ぎない。 
何が言いたいが、自分でも分からないが、少し気になったのだ。
中原中也の「汚れっちまった悲しみに」を「汚れちまった悲しみ」と音読するのは間違いである。
不意にこんなことが幾つか頭に浮かんで、書いてしまった。

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