クレーム　～何が不満なのさ～

過剰に反応されたり


エロスだ何だと騒がれたり



母娘揃って、様々な受難に立ち向かっています。




モンスターペアレンツからの被害は、学校の先生だけではなく

保護者も生徒自身も、被っているものなのです



一部を紹介させていただきます


ちなみに、娘をここではアンと表現します（仮名）


クレーム⑯
地元には大きなお菓子の工場があります。娘が学年で遠足に行った際、そこを訪れました。
一日あたりの生産数や、気をつけていることなどを娘は逐一真面目にメモをとり
後日、授業参観で作文を発表した際

娘「お菓子の○○は、一日に40万個作っています。××は一日に16万個作っています」


その後、保護者会でのこと

父兄A「アンちゃんが、授業中に不適切な発言をされてましたよね？
あれって、どうなんですか？放送できるんですか？」


私「放送？というか、うちの子がどんな発言したって言うんですか？」


父兄A「こんなこと、言っていいのかな？マンコ、マンコって何度も言ってましたよね？」

私「個数、ですよね？」

父兄A「みなさんは、個数だと思って聞いてますかね？」


私「個数以外に、何だと思って聞いてるんだと思ってるんですか？」

父兄A「そりゃ、マンコはマンコでしょ！女の股んトコの！！」


一同、シーン・・・




クレーム⑰
運動会にて、走ったりする前に娘が念入りに柔軟体操をし
開脚などをしていた際に

父兄B「あの、よその子もいっぱいいる中で股を開くって、いいんですか？
目のやり場に困っちゃうんだけどな」
（娘はちゃんと下着もつけてるし、何よりショートパンツも履いていて
万が一にもきわどい部分や下着が見える状態ではない）


何で柔軟体操してるのに、そういうエロい視線で子どもを見るんだよ




クレーム⑱
娘がバナナを食べていて・・・


父兄C（女）「あの、アンちゃんが卑猥なものを食べてるんですけど・・・」


娘は普通にバナナを食べてただけです。





クレーム⑲
娘がソフトクリームを食べていて・・・


父兄D（女）「あの、アンちゃんがエッチな舐め方してるような・・・」



娘は普通にソフトクリームを食べてただけです。



クレーム⑳

チャックが開いていた父兄を娘が見つけ、そっと教えてあげた後

父兄E「あの、アンちゃんのお母さんですか？」

私「はい、そうです」

父兄E「いや、あのね。アンちゃんに股間を指摘されたんだけど
どういう教育してんの？」

私「と、申しますと？」

父兄E「だから、あんたの娘はいっつも男の股間とか見てんのかって聞いてんの！！」

私「はい？おっしゃってる意味が・・・」

父兄E「俺、チャック開いてるの指摘されたんだけど」

私「はあ・・・」


父兄E「股間が蒸れてるとかで、わざと開けてるかもしれないじゃん！
そういうの指摘するの、どうかと思うよ！！？」

私「大の大人がわざと開けてるほうが問題だろうよ」




クレーム②①
体育の授業で、ヘアゴムを落とした娘に
「はい、これ落としたよ」と、ヘアゴムを拾って届けてくれたクラスメイトがいました。

娘「ありがとう」

とお礼を言い

男の子が、親切心で

「僕が着けてあげる」
（娘は髪型にこだわるので、やってほしくなかったそうですが
男の子の親切心を傷つけちゃうから、と考え）


娘「いいの？ありがとう」と対応



結果、グシャグシャセットになったけど


娘「着けてくれてありがとう」と答えたそう



後日、その男の子とは別の子の父兄から電話があり


父兄F「何で他所の子には髪を触らせて、うちの子はダメなんですか？
うちの子がアンちゃん好きなの、あなたも知ってるでしょう？」


私「恋する気持ち云々は知りませんでしたけど、自分の髪を他人が触ったらダメっていうのは
女性誰でも同じだと認識してますが・・・」


父兄F「ですから、他所の子が触ってOKだったんですから
次からは平等に、うちの子にもやらせてあげてくださいよ！！
これだから外国人はもう！！！」


私「何でうちの娘がクラスの男の子に、無条件で髪の毛触らせなきゃいけねぇんだよ
うちの娘を何だと思ってんだよ」


父兄F「い、いや・・・目立つ子なんだから
それくらい当然でしょ？綺麗だったら触りたくなるのは！！」


私「綺麗だったら触って良いってルールが通用するんだったら
芸能人の髪なんか触りたい放題じゃねーか
自分の奥さんが綺麗な髪してたら、よそのダンナが触っていいって言うのか？」


父兄F「それはダメでしょ私の妻ですよ」


私「何でお前の女房がダメで、私の娘はいいんだよ」




クレーム②②

父兄G（女）「あの、アンちゃんのお母さんにお願いがあるんですけど」

私「はい、何でしょう？」


父兄G「あのね、アンちゃんに体操服とか着させないようにしてほしいんです」

私「どうしてですか？体育は体操服じゃないと・・・」

父兄G「うちの娘が、アンちゃんと並んで立つと背丈とかスタイルが違いすぎて
並ぶのイヤって言うんです。でも、並ばないわけにはいかないでしょ？
ですから、同じ服を着なければ見た目も違ってくるじゃないですか」


私「いやいや、それはおかしいですよ。
うちの娘が何かしら悪さをしたっていうんであれば、体育の授業自体、参加させませんけど
何も悪くないのに、体操服を着るなっていうのは言いがかりじゃないですか？」


父兄G「でも、おたくの言い分を通すとうちの子が比較対象になっちゃうでしょ？
自分の娘さえ良ければ、それでいいっていうのあなた」


私「それはこっちの台詞だよ」




クレーム②③
父兄H（女）「あの、アンちゃんのお母さん」

私「あ、○○さん。ご無沙汰しております」

父兄H「やめましょう、そういう気持ちのこもってない挨拶」

私「はい？」

父兄H「単刀直入に伺います！正直に答えていただけますね？」

私「は、はい・・・」


父兄H「うちの子が今回2組で、アンちゃんが1組になりましたわね？」

私「はい」


父兄H「どうして、うちの子と一緒がいいって言ってくれなかったんですか？」


私「はい？」


父兄H「アンちゃんとクラスが違うから、学校ヤダってゴネるようになっちゃって
休みがちなんですよ」


私「いえ、私がクラスをどうこうしろって言ったわけじゃないですから・・・」

父兄H「言い訳はよろしいとにかく、断固抗議します」


私「ですから、父兄がクラス替えのメンバーを決めるわけではないんじゃないかと・・・」


父兄H「あなたはそれで良いんですか？うちの子はアンちゃんが大好きで
私も母親として、将来は息子との結婚も視野に入れてるっていうのに」


私「何でうちの娘の意思を無視して勝手に決めてんだよ」




クレーム②④
父兄I（女）「アンちゃんのお母さん、ちょっとよろしいですか？」

私「はい、何でしょう？」

父兄I「アンちゃんの身体のことなんですけど」

私「はい」


父兄I「こんな小さい子に、カラコン（カラーコンタクト）はいかがなものか、と」

私「いえ、自前です。」

父兄I「自前ってどういうこと？最初から目が青いとでも言うの？」

私「はい、目が青いんです」

父兄I「何をバカなことを・・・人類はみんな目が黒いんです」

私「こっちの台詞だよあの子は最初から目が青いんです」




クレーム②⑤
父兄J「ちょっとよろしいですか？」

私「はい？」

父兄J「うちの息子がですね、アンちゃんに叩かれたって泣いてるんですけど」

私「ええっどういうことですか？」

父兄J「こっちが聞きたいですよ」

私「ちょ、ちょっと娘を呼んできます」


・・・


私「何で○○くんを叩いたりしたの？」

娘「私の太もも撫でてきたり、シャツの隙間から手を入れてきて背中とかお腹を触るんだもん。
イヤだから止めてって何度も言ったのに止めないから、叩いたの」


私「・・・だそうです。」


父兄J「それくらいで叩いたんですか？」


私「おい、ちょっと待て。それくらいってどういうことだよ」


父兄J「な、何ですか？脅しですか？？」


私「男の子から執拗に性的嫌がらせを受けてたのは、うちの娘じゃねーかよ」

私「それなのに、それくらいって何だよ」


父兄J「だって、子どものしたことですよ」


私「子どものしたことだったら、何でも許せるのかよ」


父兄J「そりゃ、そうでしょ。まだ未成年ですよ？」


私「お前の女房が同じ目に遭ったら、同じこと言えんのかよ？」


父兄J「いやいや、警察沙汰ですよ」


私「だったらこれも警察沙汰だろうが
うちの娘は何度も「やめて」って訴えてるじゃねーか」


父兄J「いやいや、まだ8歳ですから。何とか穏便に済ませましょうよ、ね？」


娘「でも、○○くん私のおっぱいも触ろうとしたよ。それで怒って、叩いて止めさせたの」


私「こんなことを娘がされてるのに、それでも穏便にすませろ、と」




これも、氷山の一角です