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ミチの乱(その2)

2017年12月11日 16:29

ミチの乱(その2)

ミチは浴衣の前を掛け合わせ、フラフラしながら大浴場に向かった。

大浴場の隣に、専務が貸し切りにしてくれた中浴場があり、ミチはそこの暖簾をくぐった。

誰もいない浴槽に身を沈めた。

(どうして、抵抗しなかったのかしら…)

確かに今は不倫をしていたが、結婚してから、旦那以外は他にはなかった。特別、性欲が強いとも思わないし…。ボォーっとする頭で考えていた。

そこへ、ガラスの扉が開いて、耕三が入ってきた。

「あっ、アナタ…」

「あぁ、ちょっと酔っ払ってたみたいだし、心配になって、見に来たよ」

耕三はミチの隣に入った。

「うん、大丈夫だよ」

前川とのことを言うべきか…。

「気持ち良くて、長湯してたの」

言わなかった…。

「そうか。おい、背中、流してくれるか?」

「いいわよ…、一緒にお風呂なんて、いつ以来かしら…」

洗い場で、ミチは耕三の背中を洗った。後ろめたさと、久し振りのわくわく感が混ざった複雑な心境を察せられないよう、明るく振舞いながら、背中を流した。

「きゃっ!」

ミチが小さな悲鳴を上げ、耕三の陰に回った。

耕三が入り口を見ると、三人の男性うちの木田が、立っていた。

「スミマセン、耕三さん、奥さんと水入らずとは、思いませんでした。もうちょっと後から出直します」

「なぁに、構わんさ、なあ、ミチ」

「だめよぉ、恥ずかしいよぉ~」

「木田ちゃん、入って来いよ、俺達、もう上がるから」

ミチは、前を隠してあわてて、湯船に飛び込んだ。耕三も続くと、木田も前を隠して、おずおずと湯船に入ってきた。

「いやぁ~、スミマセンね。でも、ミチさんの裸見られてラッキーだったですよ」

「あはは、こんなオバサンの裸じゃ、ラッキーでもないだろ」

ミチは耳許を赤くしていた。

「いや、専務の奥さんより、断然いいですよ」

「あはは、そんなに誉められたら、背中でも流してやらないといけないな、ミチ」

耕三は思わせ振りにミチを見た。

「木田ちゃんの身体、洗ってやったら、どうた゛?」

「わあ、感激だなぁ、奥さん、お願いします!」

木田は、急いで湯船から出て、鏡の前に座った。

アナタ…ほんとに?」

「あぁ、あんなに喜んでいるのだから、ちゃんと洗ってやれよ」

耕三は、湯船から出ると、身体の水滴をタオルで拭いながら、木田に小声で二言、三言話し、肩をポンと叩き、ミチに笑いかけて、脱衣場に出て行った。

奥さん、お願いします!」

木田の明るい声がして、ミチは思い切って湯船を出て、木田の背中へと動いた。タオルにソープをつけようとすると、鏡の中の耕三は笑いながら言った。

奥さん、俺、肌が弱いんで、手のひらにソープをつけて、素手で洗ってもらえますか?」

「えっ?」

「ほら、赤ちゃん洗うように」

ミチは苦笑しながら、脱衣場から見てる耕三を見て、手にソープをつけ、木田の背中を洗った。

「あぁ~、極楽だぁ~」

木田は声を上げ、バカ話を始める。

ミチは、時々、脱衣場の耕三と目を合わせ、木田を洗った。

木田が横に腕を伸ばす。その腕を掴むように洗っていると、木田は突然腕を横から前へと動かした。

腕を掴むようにしてたミチは、一本背負いされたように、木田におぶさった。

「あぁ、奥さんおっぱい気持ちいいぃ!」

「もう、バカねぇ…」

体を離そうとするミチの腕を木田が押さえた。

「そのまま、おっぱい擦り付けて下さい」

「何、言ってるのよ…」

ガラスの向こうの耕三は笑いながら、ウンウンするように頭を上下に振っている。

「もう…」

バストで木田の背中を洗う。

(あぁぁ・・)

直ぐに乳首が硬く尖ってくる。

(あぁん・・こ、こまったわ…)

木田の手が後ろに伸びて、ミチの足を撫でた。

「こらこら、もうおしまいよ…」

ミチは体を離した。

木田はくるりと、後ろを向いた。

「ちょっと、木田さん」

ミチは顔をそむける。

「さっき、耕三さん、前も洗わせろって」

「えっ?」

ミチは木田の顔を見て、耕三に視線を移した。

耕三は真顔で、また何度も頷いている。そして、耕三の手の中には、耕三自身の怒張した男根が見えた。

ミチは手にソープを垂らすと、木田の足から洗い始めた。

見る間に胯間のモノが大きくなり、直ぐに天井を向いたモノは、木田の臍を隠す長さになった。

「俺の大きいでしょ。子供の頃はコンプレックスだったけど、今ではちょっとした自慢…」

言いながら、ミチの乳首を摘まむ。

「ぃやん・・」

「こんなに乳首硬くして、いやらしい奥さんだ…」

木田は乳首をコリコリ摘まみ、バストを揉み回す。

ミチは声を堪えながら耕三を見ると、耕三はゆっくり自分のモノをしごいていた。

泡だらけの両手が木田の巨砲を掴んだ。優しく洗う。キュッと縮み上がった袋も洗う。

木田の鈴口から、透明の汁が滲み出る。

木田の手が、胸からミチの花園に降りてくる。

「あん・・だ・だめよ…主人が見てるぅ…」

耕三の手が速くなっている。ミチも合わせるように、木田をしごく。

「あぁ、奥さん…いい気持ちだ…」

木田の指がミチの中に捩じ込まれた。

「あぁぁ~ん・・ダメぇ~~」

「こんなに濡らして…」

ミチのソコからクチュクチュと音が漏れる。

「あぁぁ~アアアァァ~、ダメぇえ~」

堪らずミチは手の指の背を咥え、声を押さえ耕三を見る。

耕三はミチを見詰め、激しく手を動かす。

木田の指がミチの中で暴れる。ミチは指を咥え、イヤイヤするように頭を振り、身体を木田に預けていく。

耕三が目を閉じて腰を突き出した。扉のガラスに白濁した液体が吹き付けられた。

それを見ながら、ミチも身体がガクガクし、木田の指で往かされた。

木田の肩に頭を持たせ、ミチは耕三を見ている。

耕三はミチを見ながら、浴衣を着ると、ニッコリ笑いかけて、脱衣場から出て行った。

奥さん…俺、まだ終わってないんですけど…」

ミチは木田を見た。ミチの方から木田の唇に貪りつき、舌を捩じ込んだ。

木田はミチの舌を吸いながら、ミチの腰を掴んだ。

ミチは激しく舌を絡ませながら、木田の巨砲を跨ぎ、静静と腰を落とし込んでいく。

「あぁぁ~~~~ん、凄いぃ~~~、感じるうぅぅ~」

ミチは仰け反り、さっきまで堪えていた声を張り上げる。

木田は突き刺すように根元までミチを引き下げると、激しく胸を揉んだ。

「アアアァァ~~~、いいぃ! いいのよぉ~~

ミチの腰がウネウネ動く。

旦那に見られながら、指で往くわ、自分から腰を振るわ、とんだ淫乱奥さんですね…」

「あぁぁ~ん、もっと…もっとしてぇ~~、もっと淫乱にしてぇ~~

木田は、ミチに射し込んだまま、ミチを抱え上げた。

「どうだっ、淫乱奥さん

「いいわぁぁぁ~~~、凄いぃ~~いいのよおぉぉ~


浴場に肉を打つ音とミチの声が響いた。

このウラログへのコメント

  • ペルソナ 2018年01月23日 00:30

    ちょっと想像と違ったけど、耕三の性癖もなかなか困ったもんですね(笑)
    師匠もこういう経験あるのかな?

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