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わたしとSM(06)

2016年04月24日 00:29

わたしとSM(06)

気も狂わんばかりの汚辱感にわたしは吐き気を催していました。
「どうだ?浣腸液が腸に入るのがわかるか?」
 弘司はゆっくりと楽しむようにポンプを押しています。
肛門を突き破って入ってくる液体のおぞましさに、わたしは呻き声をあげました。
「う、うぐ・・・うは・・ああ・・」
40年ぶりの浣腸はわたしにとって強烈でした。まるで毛穴という毛穴から血が噴き出しそうな感覚、いまにも身体が炸裂してしまうのではないかと思えました。そして、思わず口をパクパクしていました。ゆっくり直腸内に注入される浣腸液は、感じたことのない気持ちの悪さをもっていました。どんなに踏ん張っても、浣腸液はお腹の中に次々と注入されてきます。身体が芯から爆発しそうな感覚。居ても立ってもいられない感覚でした。徐々に、重苦しい圧迫感がありおなかの底でジワジワとふくれあがってきた便意も、意識しまいと思っても、一度気づいた便意は大きくなるばかりで、一気にふくれ、息をするのも苦しくなりました。
「んんっ・・あ、あ・・も、もう、もう、終わりにして・・こ、これ以上は・・
弘司・・・もういいわ・・・もう十分だから・・・許して・・・
 もうやめて・・・入れないで・・・」
 わたしは、歯を食いしばり、唇を震わせながら、目は固く閉ざし、浣腸と言う屈辱劇の羞恥に耐えていました。弘司という卑劣同級生によって、人間としての最後の尊厳まで奪われてしまったのです。
弘司は浣腸器に残っている最後の液体を体の中に注ぎ込むように力を入れ、浣腸薬の全てを注入してきました。突然の急激な流入に、わたしは背筋をのけぞって喘ぎました。カチッとガラス同士が触れる音がして、浣腸器いっぱいに入っていた液体が全ておなかの中に流れ込んでしまいました。
「もう、イヤッ・・・
こんなこと、どうしてしたの・・・
 こんなことするなんて・・・ひどいわ。
 もう、イヤッ・・・もう、やめて・・・」
頼り無い感覚がおなかに沸き起こっていました。汗がびっしょり出て、体を震わせます。考えまいとしましたが、すぐに感覚が蘇って迫り来る便意のことしか考えられませんでした。排泄の欲求に気が狂いそうになっていました。唇を噛んで、肛門を引き締めながら必死に耐えていましたが、便意は我慢できるような代物ではなくなりました。
「あ・・お、お願い・・・」
「なんだ美紀子?」
「・・お、おトイレに・・・」
「ん?聞こえないな。」
「おトイレに行かせてェ・・」
「まだ、ダメだ!!
 最低5分は我慢するんだ!まだ、2,3分しか経ってないぞ!」
「ああっ・・も、もう我慢できない・・・
は、はやく・・行かせてェ・・・ください。」
「ダメだ! 尻丸出して行くのか?
お母さんが、驚くぞ!」
「そ、そんな・・・スカートを返してください。」
 しかし、弘司はわたしのスカートを体の後ろに隠したまま、わたしに腕を絡めてきます。
わたしは絶望でうなだれました。それでも便意は容赦なく迫り来ます。肛門がビクビクと痙攣し、わずかに腸液が漏れだしているようでした。わたしは両手でお尻を押さえて、女としてのプライドもかなぐり捨て必死に排泄感と戦っていた。女として、排泄を我慢している姿をさらすことも屈辱以外なにものでもありませんが、必死に肛門を締めながら我慢していました。
「ウ、ウンチがしたい・・・。ああ、はやく・・・
もう、もう我慢できないぃぃ・・・
どうしたらいいの・・・」
弘司は黙って、先ほど見つけたオマルをあごで差しました。
おなかからは限界に近い音が、グルッ、グルルッと響いていたし、体中は鳥肌立ち顔をゆがめながら我慢し、必死に懇願するのは情けなく惨めでした。わたしはトイレに行く余裕も無く、トイレまでも保ちそうにないと諦めました。早くこの便意地獄から解放されたいという願望しかなく、体も動かせないぐらいに、便意は切羽詰まったものになっていました。体からは冷や汗がポタポタ垂れていました。もう限界を過ぎており、血の気が無くなっていました。
たたみに垂れ流すことなど、女として死んでもできないと思い、必死に体を起こし膝をついてへっぴり腰でおなかと尻を押えるように、先ほどのおまるに向かい這って行くしかありませんでした。
オマルまで這うようにしてたどり着き、蓋を開けると覚悟を決めて跨りましたが、いざとなると出せずに、最後の抵抗をしました。しかし、グリセリンの力には勝てずに肛門から、ブシュッという先走りの音とそれがおまるを叩きました。
「いやあっ・・・み、見ないでっ・・・見ちゃいやあっ
恥ずかしい・・・死にたい・・・」
一旦出始めたものは、止めることができずにジョボジョボと洩れ始めました。
「アッ・・・アッー
我慢できない・・・出ちゃう・・・恥ずかしい・・・死にたい・・・」
液状のものが出終えると塊が出てきました。(ブリッ、ブリリリッ・・・)と、すごい音と共に激しく便器をたたく湿った音が響きました。出始めたものはもはや止まらず、後から後から軟便を交えてグリセリン溶液が排泄され続けた。たまっていたガスも恥ずかしい音を立てて放出され、わたしの羞恥心を高めていきました。

このウラログへのコメント

  • ベソ 2016年04月24日 01:13

    何ともリアルな排泄の描写。

    その後の貴女の感覚の変化が楽しみです

  • アキラ 2016年04月24日 05:01

    続き、期待してます♪

  • 風神雷神 2016年04月25日 00:10

    リアルな浣腸排泄シーンですね^_^
    続きを楽しみにしています。

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