黒い暗い映画

たまにどこまで黒いのかと思う時が自分自身でもあります。

ブラックユーモアと言ってしまうと少し単調なところがありますが、スウェーデンの映画監督であるRoy Anderssonの新しい映画がとても黒く暗く、たのもしいのです。

A Pigeon Sat On A Branch Reflecting on Existenceというタイトルからすでにいいですよね。なんか僕好みであります。実際の日本語タイトルが何になるか分かりませんが、「枝で存在について考えるハト」と直訳しておきます。

このような人生の「皮肉／irony」というのはなかなかきわどいものがあります。

一見笑ってはいけないしシチュエーションで笑っていいのか？そこで「笑う」という行為に対する罪悪感やそれを感じさせる社会や文化の価値観みたいなものを考えさせられます。

久しぶりに映画館に行って見たいと思う映画です。もし良ければご一緒しましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=jX87rVZ0Vag

p.s.:blockbusterの映画に普段から見慣れている人はかなり難しいと思います…。