人を騙す魅力について。

まあ、こういう欲望に直結した魑魅魍魎としたところにいれば、いろんな欺瞞は掃いて捨てるほど散見してるとは思いますが。
そういう事に否定的だったり懐疑的だったりなぜなんだろうとは思ってはいたんだけど、なんとなくわかってきた。
武器が無いんだな。
自分もこう、若くもない、金もない、顔も良くなければ魅力的なところはひとつもない、って段を強く認識してあたりをぐるりと見渡せば、この界隈に切り込んでいく術が何一つ無いことに気づくんですな。
そうして徒労感に打ちひしがれると、自分を糊塗する誘惑がひどく魅力的に映るんだろう。自分もそういう気持ちがなんとなくわかってきた。

自分だって年収は８兆円で、身長は２m３５cm、ハーバード大学首席卒業の１７歳で、顔は速水もこみちと押尾学を足して二乗した挙句に醤油とみりんで甘辛く煮締めた感じの職業は宇宙皇帝です、とか言いてえもん。それでちやほやされたい。すごくされたい。

さて。今日の分の妄言は吐き終わったからもう寝ます。おやすみなさい。