混沌

色んな気持ちが、日々昇華しきれずに体の内をぐるぐる廻る。


ひとつの感情に対して、同程度その間逆の気持ちを抱えてしまう。

楽しいけど、辛い。
吹っ切れてるけど、未練がある。
嫌いだけど、好き。

前向きにとらえよう、って、努力はしているつもり。
でも、結局「つもり」で、虚勢をはれなくなった瞬間に
全て崩れ落ちてしまうんじゃないかって、不安で仕方が無い。


私はそんなに脆くない。
強がりなのかもしれない、って気持ちと、うん、脆くないじゃん、大丈夫、って、肯定している気持ち。


ぐらぐら、不安定。


まだ、きっと自分の中だけでなくて、
あの人にどこかで救いを求めてしまっているんだろうな。


こうだったらいい。
こうしてくれたらいい。
こうしてくれたら報われる。


そうやって、淡く、「期待」をしてしまう。


誕生日、私はあの人からの言葉を待ってしまった。
待てども、何も言葉なんか出てこなくて。
もしかしたら、もうあの人は私のことなんか興味が無いのかもしれない。
あぁ、未練がましい私。

そんなこと、どうだっていいのに。


きっと、誰にも言えない気持ちだから、少しずつ吐き出したいだけ。
綺麗に吐き出して、埋めてしまいたい。
吐き出せないのならば、蓋をして鍵をかけて、
見えない所に沈めてしまいたい。


本当は、ちゃんと、あるがままを受け入れたい。
口だけ前向きな言葉を吐いても何も変わらない。

みっともなくたっていいから、なりふりかまわなくていいから、
それでも前に進みたい。
それがきっと私。


明日もがんばりましょう。