在り来たりな・・・出来事　②

繁華街から数分の人里離れた
小道の奥に昌弘の家が合った。

普段、訪れるのは、昼間だけだったが
今日は、Ａ子がこんな状態なので
仕方がない。

「昌弘、起きてる？」

「なんだよ～。かりん　こんな時間に。
寝てるの決まってるだろ」

苦味潰したような声で
受話器の向こうの昌弘が怒ってるのが
目に浮かんだ。

「やっぱりなーーｗ」でも
ここしかないから　仕方がない。ｗ

手短に理由を話して　無理やり
Ａ子を連れて行くのを承諾させると
急いで車を走らせた。・・・

助手席では、Ａ子がぐったりとしてる。

深夜　１時
Ａ子を昌弘の家に連れて行くと
服を脱がしてソファーに座らせた。

Ａ子は、苦しそうに何度か
呻きをあげてたが
そこは、どうにも出来ないので
無視して　服を手洗い始めることにした。
（夜中だから洗濯機使えないんだよね・・・(-_-;)）

昌弘のパジャマをＡ子に着せると
無理やり　また車に乗せて
Ａ子を家まで　連れて行くことにした。

なぜって？
黙って家から出てるから
帰らないと後が怖いでしょ。ｗ

家に着くと
Ａ子のほっぺたをビンタして
「Ａ子！　しっかりして
帰らないと　」

どうなったと思う？ｗ
千鳥足ながら
Ａ子は、それでも帰ったんだ・・・ｗ

次の日に起きた時に
男物のパジャマを着てる自分にびっくりして
布団から出れなかったらしい・・・（≧▽≦）ふふ



でも・・・
それから　１週間後
Ａ子にあんな事件が訪れるなんて
思いもよらなかったな・・・