号泣メーン

オークションに羊毛フェルトでつくった
白猫ちゃんを出品してたのだが、
とつぜん質問が届いて白猫ちゃんを
バックチャームにできないかと
相談を受けた。

なんでも、九ヶ月で亡くなった
自分の愛猫にそっくりで、自分のそばに
いつでも置いておきたいようなのだ。

その回答に思わず
号泣メーン！

ものを作る人間にとって
一番嬉しいのは相手が
喜んでくれることだぜ！
歌、絵、漫画、アニメ、映画、
料理、建築、その他もろもろ…

作りてというのは見ず知らずの誰かの喜びのために
ものを作るのであるよ！

が、肝心の白猫人形は
観賞用に作成しており
バックチャームに転用すれば
あっという間に手足が取れて
う、うええええええーん
という事態が目に見えている。
バックチャーム用にはチャーム用に
しっかりと羊毛を
刺し固めないといけない。

というわけで
私は彼女の期待に応えるべく
猫のチャームを作ることにした
のだった。