- 名前
- エンドウ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 40歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- 精液を溜めすぎると身体に悪いという俗説があります。 実際には常に新しい精子が作られて...
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結婚観
2005年08月20日 01:07
赤ちゃんを車の中に残したままパチンコに勤しんでいて、終わって戻ってきてみたらアラヤダ赤ちゃん死んでるじゃないの!・・・というようなことは珍しくもない話です。
エンドウさんに言わせれば、コレは失敗ですね。
熱気のこもる車中に放置していたことではなく、子どもを生んだこと自体が、ですよ。
愛し合う二人が幸せで結婚したり、付き合いも長いしなんとなーく結婚することについては特に異論はありません。
ただし、子どもを生むとなると事の性質は変わってきます。
今年の5月に友達のHさんが結婚しました。
自分に近い価値観を持っていまして、話が合うというよりも共感できる部分が多いという、ある意味存在が近しい人です。ついでにスタイルも容姿もなかなかという、エンドウさんにしてみればスペックの高いステキな友達です。
彼氏がいるのは知っていたのですが、結婚すると聞いたときには少なからず寂しさを感じました。
好きだったのかもしれません。そうでなくとも惹かれていたんですね。
そんなHさんから先日、メールが届きました。
結婚してからは疎遠になってしまったところに来たものですから、何事かと思って開いてみたら・・・「旦那の態度に我慢できない。離婚するかも」とのお怒りがふんだんに盛り込まれた内容が綴られていたんですよ。
一体、彼女の身辺で何が起こったのか、俺にはさっぱりわかりません。
適当なことをいうだけなら何も要りませんが、相談に乗ったりアドバイスをするためには情報が必要になります。そこで、とりあえず事情を聞いてみました。
夫婦の生活に旦那の親が何かと介入してくる。旦那は咎めるどころかむしろ受容的。
旦那が将来のこと・家庭を持つことについて具体的に何も考えていない。
これでは不安で子どもを生むこともできない。
メールの応酬は深夜に渡って続きましたが、要点をまとめると以上の3つになります。
旦那さんの立場に立ってHさんを非難することもできますが、エンドウさんは友達としてにせよ、異性としてにせよHさんのほうが好きなので、彼女の味方として話を進めます。
エンドウさんは未婚ですのでそれについての経験値は皆無ですが、結婚生活と言えども要は人間同士の関係ですよね。
それでは・・・と、情報を元にHさんと旦那さんの関係を分析してみたところ、どうも的を射ていたようで。
つまるところ、結婚してHさんの相手への認識が彼氏から旦那に変わったことに対して、旦那さんはいまだに彼女と捉えたままなんですよ。
極端な話ですが、彼氏彼女の関係ならお互いのことと、今のことだけを考えていればいいわけですね。
好きだよと囁いて、セックスをして。結婚しようねとか、子どもは二人なんていう薄っぺらな夢を語り合っていればそれで済むのです。
結婚を経て、Hさんの興味の対象は旦那というよりもむしろ、これから彼と築いていく子どものいる家庭へと変化しています。
しかし、言ってしまっては悪いのですが旦那さんとしてはHさんを捉まえておくための手段として結婚をしたわけで、新たな家庭を築く気なんてちっともないんですよ。
その証拠として指摘できるのが、いつまでも両親に依拠している旦那さんと、子離れできていない親の姿勢なんですね。
旦那さんとしてはHさんと恋人関係の延長上として結婚生活を送りたいのに、それに反発するのは果たして彼女のわがままなんでしょうか。
そうは思いません。知り合いにシングルマザーが何人かいまして、彼女たちの話を合わせるとHさんの価値観を補強できます。
いわく、子ども一筋だから夫も彼氏もいらない。
または、彼氏は欲しいけど子どものことを考えてくれない人はお断り。
あるいは、旦那はもう要らないけど子どもはもう一人欲しい等々。
もちろん、子どもを欲しがらない夫婦もいます。ならば、避妊に全力を尽くせばいいでしょう。それが望まれない命へ対する責任であると思います。
ですから、なーんにも考えずにセックスして、アラヤダできちゃったじゃないの!・・・というのは失敗だというのです。
結婚に際して、近しいヴィジョンを持った、あるいはお互いにそれを近づける努力ができる相手を選ぶということが要件のひとつになるのではないでしょうか。
幸せの形とか将来の夢という側面もありますが、人生の方向性を選択する分岐点という意味合いも含んでいるのだと思います。
家庭を意識した結婚観と恋人関係を意識したそれとでは、方向性が決定的に食い違います。
この致命的なズレがHさんの結婚生活に亀裂を生じさせたのでしょう。
一応年末まで様子を見るといっていましたが、終局が見えているんですよねえ・・・。
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