- 名前
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- 心も,体も、そして脳も刺激します。 いきなりメールをしても返事は返ってこないと思いま...
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静かさとの距離
2013年09月03日 07:12
最近、偶然にも同じテーマについて全く違ったラジオ番組を数回ほど聞く機会がありました。
しかもテーマというのは、「静けさ/Silence」についてでした。こんなテーマをラジオという音でしか伝えることができない媒体で特集するのもある意味矛盾しているような気がしますが、なかなか面白い話しでした。
私たちの周りには様々な音が存在します。そしてその中で特に不思議だと思うのは「静けさ」を消す役割をした「音」ではないでしょうか?電化製品の量販店に行った時にかかっているギラギラしたものから、レストランなどでさりげなくかかっているBGMといろいろ幅はありますが、基本的な目的は一緒の様な気がします。
一人暮らしをしていてアパートに戻ると無意識のうちにテレビをバックグラウンドの音として付けないと気がすまない人などもいると思います。この様に考えると現代の私たちの生活は「静けさ」というものを嫌う傾向にあるのではなでしょうか?
「静けさ」というのはある意味未知なもので、私たちが持っている未知に対する「恐怖」や「不安」というものをかき立てるのでしょう。そしてその一方で未知なものを実際に体験をすると、「言葉も出ない」と皮肉にも表現するのも事実であります。
一つの番組の最後に出てきたPico Iyerというインド系アメリカ人作家が朗読している下りがとても印象に残っています。人間と「静けさ」との複雑な関係がうまく表現されている様な気がします。
このような話しを聞いて疑問に思ったのは、私たちが「静かさ」を恐れなく受け入れることができる時というのは、唯一心を許せて本当に安心できる人と時間を過ごす時だけなのでしょうか?
では今夜も静かさと一緒に心と体を休めてください。
Silence, then, could be saidto be theultimateprovince of trust: it is the placewhere we trust ourselvesto be alone;where we trust others to understand the things we do not say;where we trust a higherharmony toassertitself. We all know how treacherous arewords, and how often we use them topaper over embarrassment, or emptiness, orfear of the largerspaces that silencebrings. We babble withstrangers; with intimates we can be silent. We "make conversation''when we are at a loss; we unmake itwhen we are alone, or with those soclose to us that we can affordto be alone with them.
Inlove, we arespeechless; in awe, we say,wordsfail us.
関連のリンク
http://www.prx.org/pieces/99728-silence
http://www.prx.org/pieces/6674-the-wire-episode-5-the-sound-around
http://www.hermitary.com/solitude/iyer.html
このウラログへのコメント
私は無音派。基本生活音以外の音がない。CDはあるが考えてみたら音楽は暫く生演奏しか聴いていなかった。
> ロザラインさん
さすが!一緒にクラシックでも聞きに行きましょう!
良い音楽を聴くリラックスした時間を過ごしたいものですね。
> ロザラインさん
ええ、ぜひ。おともします。
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